KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★人の温かさに触れて

2018年09月07日 | Time in ニューヨーク


今、駅の真ん前の道端で
思いっきり転んじゃった(^^;;ゞ

時々一緒に遊んでいる
子どもたちに会うために
駅に向かう途中、
自分のスカートの裾に引っかかって。

夏休み明けで久々の再会なので
なにか工作しようとずっとためておいた
キッチンペーパーの芯が道路に散乱。

両手をついて地面が目の前に。
一瞬ボーゼンとしていたら、
黒人の男性2人が両方の腕をそれぞれつかんで
ふわっと起こしてくれた。

あっという間に。

それからペーパーの芯を拾って
ビニール袋に詰めて手渡し、大丈夫だった?と
声をかけてくれた。

お2人とも足早に駅の改札へと駆け抜けて
すぐに姿が見えなくなった。

長年ニューヨークに住んでいる日本人でさえ
用もないのにウロウロしちゃいけないよ、と
言われるブロンクスに住むワタシは

ぜんぜんへっちゃら!
なんて思っているわけじゃない。

やっぱり日本とは違うから
どこか気は抜けないけれど
それでもまたこの前に続いて助けてもらった。

慣れた人たちもビビる(?)この場所で。

だからこそ、よけいにジーンとしちゃう。
どこにいても人の温かさはおんなじ。

電車の窓の外には
どんよりと低く垂れ込めた雲と
少し荒廃感のある風景が。



そうこうしていたら、マンハッタン。

駅を乗り過ごしそうになり
飛び降りようとしたら
今度は黒人のおじいさんが
閉まりかけた扉を押さえてくれた。

ホームに立ったとたん、感動して泣けた。

ありがとう、
こうしてたくさんの見ず知らずの方々に、

そして今までも
ご縁のある皆さまに助けてもらいながら
生きているんだな、と思う瞬間。




きっと今、大変な日々を過ごす皆さまも
人々の優しさや思いやりに触れるたび

今まで気づかなかった
あるいは忘れていた何かの宝物を見つけて、
そしてみなさんで力を合わせて
乗り越えていかれることと思います。

一日も早く落ち着いた生活が戻りますように。

遠く離れたニューヨークから
私なりの祈りと思いを心を込めて送ります✨


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