【不用品回収の総合サービス】ブログ

神奈川県相模原市を拠点に遺品整理,不用品回収業務を行いながら様々な出来事を綴るブログ

蛍光灯の適正処分について〜これからのゴミ処理

2019-09-11 06:10:46 | 日記
おはようございます。相模原の遺品整理、不用品回収 総合サービスの渋谷です!

今日は東京都武蔵野市に定期回収に行ってきます。
約3ヶ月に一度の回収先ですが、こちらでは蛍光灯からLED設備に変える作業も行なっているので蛍光管の処分が大量に出てました。
が今はお断りしている状態です。

2017年から法改正され、従来はガラス・陶器くずという分類で処分できてたのですが、現在は水銀使用製品産業廃棄物という新しい分類になります。
これにより扱い方から処理方法までガラッと変わりました。

そして何より処分費用。




従来は容量(1㎥〜円)でしたが今は個数(1本〜円)です。

軽トラックに綺麗に並べて約300本近く載ります。
軽トラックで1㎥載りますので当時で掛かる処分費用(ガラス・陶器くず)が平均15,000円〜18,000円でした。

それが今では1本500円から高いところで800円の処分費用が掛かります。
仮に500円で計算した場合300本あれば150,000円の処分費用が掛かります。

当時の約10倍です。

法令とはいえお客様に説明してもなかなか理解されないのが現実で、総合サービスでも大量の処分は今はお断りしているのが現状ですが、最も安く処分する方法をお客様には紹介させてもらってます。

モノづくりのイノベーションが進む中、廃棄物の扱い方や処理方法も変わっていきますが、廃棄物処理もまたもっともっとイノベーションされて、生産と廃棄の循環がスムーズな時代になっていってほしいなと常々感じてます。

ただこの記事を読んだ方だけでも知っておいてほしいのが、今は世の中のモノが安く買える時代ではありますが、処分する費用はどんどん高くなってきています。
それは適正処理に基づく適正なことではありますが、様々な事情が絡みこれからの時代廃棄物はほとんど国内で処理されていくことになっていきます。

ゴミを捨てるのにお金が掛かる時代で

「処分するの高いなぁ」

と感じることもあるかもしれませんが、それは国が定めた適正な処理に則っていることであり、その処理に加わっていることでもあります。

それはモノを買った責任にも繋がることかもしれませんね。

長々と書きましたが、あくまでも個人的な意見ですが普段からゴミなどに触れている者の考えとして頭の片隅に置いといてもらえると幸いです(^^)



それでは今日も頑張っていきましょう!




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