11月1日(土)、
月一原発映画祭@谷中の家
の夜の部(16:30~)/交流カフェ(19:15~)で
少しお話をさせていただきます。
みんなの海の会の3人にお声をかけていただき、
残念なことに湯浅正恵さんは前々からのお仕事の都合で叶いませんが
纐纈あやさんと山秋が参加させていただくことに。
よろしければ、ぜひお運びください。
詳細についてはこちらへどうぞ。
祝島のひじきクッキーやびわ茶などの販売もあります。
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おもえば纐纈さんとのトークは2度目です。
1度目は東京の神楽坂あたりであった『祝の島』上映会ででした。
3.11から1ヶ月も経たない4月上旬のこと。
当時、上関原発のための海の埋め立て工事をめぐって
戦のような日がつづいていた祝島に滞在していたら
東日本大震災と東電の原発事故がおきました。
それでもその後も上関の原発計画を巡って動きがつづいたため
そのトークのために首都圏へ戻ったときは実に2ヶ月以上ぶりでした。
祝島から戻るといつも軽いカルチャーショックを味わいますが
このときは別のショックや怒りや哀しみも加わって格別な心境でした。
汚染地帯に行かなきゃいけないんだな…嫌だな…でも人間が汚したんだよな…などなどなど。
着いてみると首都圏の街はどこも、それまでと比べて暗くて、
でも足下が見えないような暗闇ではなくて、まったく十分な明るさでした。
映画の上映のあとに纐纈さんとトークをして、
フィンランドからテレビ局の取材クルーを連れて東北へ入っていた親友が
翌朝フィンランドへ帰国予定でその晩は都内にいたので
友人たちと訪ねて明け方までいろいろ話して、
彼女を見送って帰宅すると、そのまま1ヶ月くらい寝こみました。
そんなことを、思い出しながら。
あれから約3年半、私は十分に生きてきたか。
明日の私は、どうか。