八重桜の咲く頃に花開く緑色の桜…「御衣黄桜(ギョイコウザクラ)」と「鬱金桜(ウコンザクラ)」を見てきました。(4/22)「ギョイコウザクラ」は諏訪市の秋葉神社に咲くとran1005さんに教えていただきました。
咲き初めは淡緑色で、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくそうです。
花弁は開くと黄色が淡く、白っぽいものもありました。
咲き始めが多かったですが、その淡緑色の花は印象的でした。蕾の緑色もきれいでした。
この神社には大きな欅の木がそびえていました。その大きな根元に祠がありました。
この祠のある斜面には「タチツボスミレ」が群生していました。
境内には「ヤマエンゴサク」や「ムラサキケマン」もさいていました。
すぐ近くでは「ニリンソウ」の群生も見られました。
続いて同じ緑色系の桜の「ウコンザクラ」です。こちらはウコン色…淡黄緑色の桜ですが、咲いた直後は淡黄色の花も、だんだん黄色味が薄れて白っぽくなって、そして全体がピンク色へと変化していくそうです。地蔵寺の駐車場に咲いていました。
咲き進んで少しづつピンクに変化している花が多かったです。
諏訪湖畔にも「ウコンザクラ」が植えられていました。こちらは咲き初めでした。
淡黄色の八重咲きの花がきれいでした。
この日の諏訪湖は穏やかに煌いていました。
この日は高台にある地蔵寺の上の「花桃」も見てきました。ここには沢山の花桃が植えられていてきれいでした。
花桃は白やピンク、赤、それに一つに木で赤白ピンクを咲かせるものもありますが、ここは赤い花で、ピンクが一本だけありました。
高台ですので、花桃の向こうに諏訪湖が眺められました。
山の方にに目を向けると、花桃の先に北アルプスが望めました。
駆け足でしたが、3か所で緑の桜と花桃を見ることができました。汗ばむくらいの陽気のこの日、良く歩いて良い運動もできました。