縁って、あるのかも。

すごく珍しいケースなんじゃないかと思うんだけど
中学時代の塾の友達と
いまだお付き合いがあるシウ。

（卒業して５年なんだけど、なんていうジョークは飽きたのでやめます）

友達だけでなく
当時お世話になった先生まで、
今でもシウの大好物を持って、
この田舎までときどき来てくださったり。

しょっちゅう会う仲間は
中学校３年間、ずっと一緒だった人たちなんだけど
１人、
その仲間ではなく
中３の時に知り合った男の子がいるの。

彼とはもう１０年位会ってなくて
年賀状のやりとりと
ときどきメールする仲。

でも
久しぶりにメールしたりすると
お互い同じものが気になっていたりして
好きな作家やおすすめの本なんかを語り合う感じ。

わざわざおすすめ映画のＤＶＤを送ってくれたりもする。

そんなヤツから
２・３日前、久しぶりのメール。

なんと、

先々月から先月にかけて
肺の急病で緊急入院、手術、をしてたそうなの。

「家族をよんでくれって言われて、
　完全に死ぬと思った。」
とか。

でも手術もおわり、痛いのも乗り越え、
完全復帰したよ～という報告のメールだった。

彼の病気にもびっくりしたし、
偶然同じような境遇になってしまっていることにもびっくりして
実は・・・とシウも病気の事を話し
１カ月入院すると報告。

なんだか不思議な縁だよね。

自分だってまだまだ具合が悪いのに
大心配してくれる彼は

メールに
シウと彼が好きな宮城谷さんの
「介子推」の中の言葉を書いてきてくれたりする。

気が強いことにかけては
誰にも負けない○○ちゃんだから
自分の“気”で勝ちを呼ぶんだよ。
とのこと。

死にかけた彼よりも
シウの方がずっと軽い病気なのに。

自分の“気”もだけど
心配してくれる人が本当にたくさんいて
皆が送ってくれる“気”のおかげで
シウは負ける気がしない。