1939年ハリウッド映画。
スウェーデンの『間奏曲』という、
当時当地(スウェーデン)の女優だったバーグマン作品のリメイク。
ハリウッドのプロデューサ、デヴィッド・O・セルズニックが
この『間奏曲』でイングリッド・バーグマンを見出し、
ハリウッドに呼び、リメイクしたもの。
70年前の映画だけど、
バーグマンの美しさはまったく色あせない。
ハリウッド史上、類まれな美貌の持ち主なのだと実感します。
廉価なDVDが売られていますが、
先日、そこでこのタイトルを見たとき、
シウの心に蘇ってきたのです。
当時大学生だったシウが、
銀座の古い映画ばかり上映する映画館でこの作品を見て、
席を立てないほどに泣いてしまったこと、
この映画がシウにもたらしたもの。
そして、それを思い出したくなくて、ずっと封印していたこと。
ストーリーの説明をすると・・。
人気ヴァイオリニストのホルガー・ブラント(レスリー・ハワード)は
愛する妻と息子や娘を置いて、
演奏旅行に飛び回る日々を送る。
久しぶりの帰宅の時、
娘の若きピアノ教師、アニタ・ホフマン(バーグマン)と運命的に出会ってしまう。
妻子を愛しているはずなのに
アニタへの気持ちはどうすることも出来ず、
アニタも一度はホルガーとの別れを決意するものの、
ホルガーに引き止められて、
家庭を捨てたホルガーと同行してしまう。
ホルガーの伴奏者として旅することになったアニタ。
幸せが永遠であれと祈る二人だが、
それは叶うわけもなく、悲しい別離がやってくる・・・。
バーグマンと自分を重ねるなんて、
なんと図々しいシウ。なのですが、
当時のシウはこのアニタとまったく同じ立場でした。
だからこの映画を見たシウは
まだ今ほど涙もろくなかったくせに、
席を立てないほど泣いてしまったのです。
ここに彼との思い出を書こうかと思ったけど、
何を書いてもバカみたいなのでやめておきます。
今も心の中に彼を好きな部分があるし。
当時は何もかも捨てたホルガーから
アニタが自分の夢の為に離れるのだ、
ここでホルガーの為に自分の夢を捨てたら
一生後悔するから、ホルガーと別れるのだ、
そんな風に理解しようとしたシウです。
ホルガーの方は一生アニタと共にいたいとだけ考えていると
思いたかったのですね。
彼に重ねて。
でも、今見てみると、
ホルガーは完全には家族を捨てられずにいるのです。
その部分をシウは記憶から完全に消していました。
彼の方にも別れの要因があることを認めたくなかった
当時20歳のシウが可哀相です。
でもシウは彼と別れたし、
時が流れて、彼とはまた良いお友達のようになりました。
24歳のバーグマンが
「ホルガー。ホルガー。」と呼ぶ声がとても印象的。
そして
セリフの全てが詩的、
一連の音楽を聴いているような素晴らしい作品です。
=こんな楽しい日々は人生に一度しかない=
全ての心が溶けるような甘い日々は
同じ人を相手に2度はありえないのです。
だから人は間違いを犯してしまうのですね。
スウェーデンの『間奏曲』という、
当時当地(スウェーデン)の女優だったバーグマン作品のリメイク。
ハリウッドのプロデューサ、デヴィッド・O・セルズニックが
この『間奏曲』でイングリッド・バーグマンを見出し、
ハリウッドに呼び、リメイクしたもの。
70年前の映画だけど、
バーグマンの美しさはまったく色あせない。
ハリウッド史上、類まれな美貌の持ち主なのだと実感します。
廉価なDVDが売られていますが、
先日、そこでこのタイトルを見たとき、
シウの心に蘇ってきたのです。
当時大学生だったシウが、
銀座の古い映画ばかり上映する映画館でこの作品を見て、
席を立てないほどに泣いてしまったこと、
この映画がシウにもたらしたもの。
そして、それを思い出したくなくて、ずっと封印していたこと。
ストーリーの説明をすると・・。
人気ヴァイオリニストのホルガー・ブラント(レスリー・ハワード)は
愛する妻と息子や娘を置いて、
演奏旅行に飛び回る日々を送る。
久しぶりの帰宅の時、
娘の若きピアノ教師、アニタ・ホフマン(バーグマン)と運命的に出会ってしまう。
妻子を愛しているはずなのに
アニタへの気持ちはどうすることも出来ず、
アニタも一度はホルガーとの別れを決意するものの、
ホルガーに引き止められて、
家庭を捨てたホルガーと同行してしまう。
ホルガーの伴奏者として旅することになったアニタ。
幸せが永遠であれと祈る二人だが、
それは叶うわけもなく、悲しい別離がやってくる・・・。
バーグマンと自分を重ねるなんて、
なんと図々しいシウ。なのですが、
当時のシウはこのアニタとまったく同じ立場でした。
だからこの映画を見たシウは
まだ今ほど涙もろくなかったくせに、
席を立てないほど泣いてしまったのです。
ここに彼との思い出を書こうかと思ったけど、
何を書いてもバカみたいなのでやめておきます。
今も心の中に彼を好きな部分があるし。
当時は何もかも捨てたホルガーから
アニタが自分の夢の為に離れるのだ、
ここでホルガーの為に自分の夢を捨てたら
一生後悔するから、ホルガーと別れるのだ、
そんな風に理解しようとしたシウです。
ホルガーの方は一生アニタと共にいたいとだけ考えていると
思いたかったのですね。
彼に重ねて。
でも、今見てみると、
ホルガーは完全には家族を捨てられずにいるのです。
その部分をシウは記憶から完全に消していました。
彼の方にも別れの要因があることを認めたくなかった
当時20歳のシウが可哀相です。
でもシウは彼と別れたし、
時が流れて、彼とはまた良いお友達のようになりました。
24歳のバーグマンが
「ホルガー。ホルガー。」と呼ぶ声がとても印象的。
そして
セリフの全てが詩的、
一連の音楽を聴いているような素晴らしい作品です。
=こんな楽しい日々は人生に一度しかない=
全ての心が溶けるような甘い日々は
同じ人を相手に2度はありえないのです。
だから人は間違いを犯してしまうのですね。
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