魔法の薬？

月曜日に抗がん剤を投与して、
本日３日目。

前回の投与でも副作用は出なかったけど
回を重ねると出るかもしれないと言われたので
今回は少し覚悟してたの。

でも、今のところ、セーフ。

シウの使っている
シスプラティンという抗がん剤は
髪の毛が抜けるよりも
どちらかといえば吐き気が出ると言われている。

予防措置として、点滴でも毎日吐き気止めが
まず朝一番に投与されているんだけど、
シウはこの写真の薬がすごい効き目なんじゃないかと思ってる。

だって、この“ナリ”を見て。

３日分が特別なパッケージにされ、
ものものしくセットされてる。
効き目ありそうったらないでしょ。

中身を出すと、わりと普通なカプセル薬なのに

考えた人、えらいね～。

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抗がん剤は血管から皮膚にもれたりすると
酷い炎症を起こす劇薬。
そんなものを体に入れるのは恐ろしいし
だから抗がん剤投与中の２時間あまりは
ベッドの上でなるべく動かないようにしている。
（シウの点滴ラインが弱いので）

でも、
抗がん剤は敵じゃなくて味方。

シウの味方の“液状戦隊”が
体の隅々まで敵を捜して駆逐してくれる。

そう思うと、
副作用も出にくくなるんだって。

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ま、普段から
キッチンハイターを直に触って、
裸でお風呂掃除をしたりしている
皮膚等、一切敏感ではないシウ。
手術前の麻酔には異常に反応しちゃったけど
体全体が抗がん剤に気づいてないのかも。

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なんていう冗談ですませたい！

ところで、
脱毛っていうのは
髪の毛ばかりが抜けるのか？
ムダ毛は？