30℃を超す暑さは天敵です。
このところの暑さで、
成長どころかシンナリしています。
潅水チューブを施設して潅水を始めました。
久しぶりのブログ投稿です。
5月連休も終わり、ルバーブの収穫を始めている方も多いのではないでしょうか。
今日は、ルバーブ収穫(採取)上の留意事項を3点。
茎の収穫の仕方
★茎の根元部分で、茎を包むように手を当て、ねじりながら引っ張って抜き取る。
茎の根元にしっかり手を当てて引っ張る・・・です。
ナイフや包丁で切り取っている方がいるようですがこれはNG.
根株の腐敗の原因になります。
★一度に伸長している茎の半分以上を抜き取らない。
株の大きさにもよりますが、最低三分の一は残す。
株の養生を図る必要があります。
驚天動地ほど驚いたことがあります。
直売に出しているご婦人で、収穫するときは伸長している茎全部を切り取っているという方がいました。
当然、次回は細い茎が出荷されていました。
これを繰り返すと、株自体が衰退して滅んでしまいます。
★収穫期間は品種ごとに異なる。
多くは5月~8月前後が収穫時期で、以降は株の養生を図るため収穫しないこと。
収穫適期を過ぎれば多くの場合、茎がス入りしたり、味が落ちる。
驚いたね~
ルバーブの花取りにつては、
昨年の昨日(17日)に記事投稿(下線箇所をクリックするとリンクします)してありました。
花茎が立ち上がるのはルバーブの品種によって差がありますが、
花茎が立ち上がりだしています。
放置しておくと母体の栄養を奪い株が衰退するので、
切り取るべしとされています。
でも、花を咲かせ種採りしたい場合は別です。
次のような花蕾が観察されたら、
茎の根元でナイフを使って切り取る事が推奨されています。
茎元に切れ端を残すと腐敗を助長するからです。
さてここからは、新たな耳より情報です。
多くの場合、切り取った花茎は捨てられています。
でも、それは間違いです!
摘み取った花蕾は食べられるのです。
サラダ、お浸し、天ぷら!
でも、個人的には、あまり美味しくなかったね~
晩秋の株分けはこちらの投稿記事
(クリックするとリンクします)を参考にしてください。
早春の株分けとの最大の違い、そしてメリットは、
ゴボウ根を殆んど残さずに根塊を抜き取っていいということです。
ルバーブの根(ゴボウ根)は60cm~1メートル余の長さで地中にしっかり張り詰めていますからこれを、
根にダメージを与えず人力で抜き取ることは至難の業です。
ゴボウ根を切断して抜き取ることで根株の抜根作業が大幅に省力化できるし、
ゴボウ根が無い又は短ければ植穴を小さくすることができる。
また、(日本では根株の流通は殆んど行われていませんが)
根株(根塊)の流通(=売買)がしやすくなります。
株分けの留意点
★分割の目安は、各分割片は約1キロ、少なくとも2~3つの芽が付いていること
★但し、1キロ未満の小片(芽が一つしか付いていないなど)は、複数の小片を同じ植穴に植えることで、
大きな株にすることが出来るので無駄にしない。
★分割片の防腐処理
防腐処理についてはこちらの記事(クリックするとリンクします)をご覧ください。