東京国立博物館で開催中の「ボストン美術館展」のチケットをもらった(1枚だけ)そうなので、付き添いとして行って見ることにしました。
"フェノロサや岡倉天心が、廃仏毀釈による仏教文化の破壊、欧米化政策よって軽視されていた日本文化を保護した" ぐらいしか予備知識がありません。
それに、今回は仏画や絵巻物、墨画がメインらしく、当日券¥1、500の価値があるかどうか疑問だったのですけどね。
車で出掛けることにしたので、多少余裕をもって7時半出発。 東名高速から首都高と乗り継ぎ上野を目指します。
ツーリングじゃないんだから、出発時間や走行ルートなんかどうでもいいんですけど、こんな書き出しにじゃないと書けなくなってしまったようです。
余裕がありすぎたようで、9時前には着いてしまいました。 国立博物館の会館時間は9時半ですから、まずは西郷さんに挨拶です。
そして、9時半ちょうどにチケット売り場に来てみると、ん~ やっぱり長蛇の列ができておりました。
チケットを手に平成館へ直行。 ここにも長い列ができてましたが、さほど待たされることもなく10時には入館することができました。
会場内は、6部構成で整然と展示されていましたが、かなり混雑していてゆっくり鑑賞することが出来ませんでした。 残念!
当然なから全館撮影禁止ですので、写真はありません。
第1章 : 仏のかたち 神のすがた(法華堂根本曼荼羅図、普賢延命菩薩像、馬頭観音菩薩像、弥勒菩薩立像)
第2章 : 海を渡った二大絵巻(吉備大臣入唐絵巻、平治物語絵巻三条殿夜討巻)
第3章 : 静寂と輝き-中世水墨画と初期狩野派-(山水図、韃靼人狩猟図、金山寺図扇面、松に麝香猫図屏風)
第4章 : 華ひらく近世絵画(龍虎図屏風、四季花鳥図屏風、仙境・ 、松島図屏風、鸚鵡図)
第5章 : 奇才 曽我蕭白(そが しょうはく)(雲龍図、ほう居士・霊昭女図屏風(見立久米仙人)、風仙図屏風、虎渓三笑図屏風)
第6章 : アメリカ人を魅了した日本のわざ(刀剣と染織)
仏像は快慶作の弥勒菩薩立像が、ほんとに輝いてました。 こんなものを捨てたらいかんでしょう。
それに、龍虎図屏風と雲龍図はすばらしい! この二つで入館料のうち¥1200ぐらいの価値はあります。 快慶で¥800として、¥500の儲けですかね?
いやいや、狩野派の水墨画で+¥500、刀剣と染織で+¥500を忘れてはいけません。
残念ながら、仏画と絵巻物はちょっと私には合わないみたいでした。
12時半に平成館を後にし、せっかくですから本館も覗いてみることにしました。 これが大正解!
人も少なく、展示物もボストン美術展より遥かにすばらしいです。 ま、本物の国宝がずらりと並んでいる訳ですから...
それに、大半が写真撮影可能なのです。 気に入った十二神像と火焔土器の写真を撮ってきました。
さてさて、お腹も空いてきたので 東京国立博物館を後にし アメ横へ。
お昼は やっぱりコレですかね。
腹ごなしに、わかめ1.2kgとマグロを抱えて、さつき展を見て 不忍池を散歩して、
行きと同じルートで16時帰宅となりました。
・走行距離 : 129km
・燃費 : 不明
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