(その9)は、 歴史の謎を探る会 編 「常識として知っておきたい 世界の三大宗教 仏教・キリスト教・イスラム教」です。
はじめに誤解がないように "私は、無宗教者です。"
宗教にすがらなくても立派に生きていけるとの思いがあるからです。 でも、実際は違うようですが....
かといって無神論者ではありません。 神様はいるような気がしてます。 いや いて欲しいです。
神社に参拝すると厳か気分になるし、きれいな日の出を見ると手を合わせてしまいます。 もちろんトイレの神様も信じています。
なぜ、この本を読む気になったか、たまたま図書館の返却本コーナーに置いてあり タイトルに引かれただけです。
本を借りて一週間ぐらいして電車の中で読む本がなくなり、じゃ~読かってことで読み始めたのですが、これが読みやすくておもしろい!
私のように宗教に疎い人にぴったりで、3大宗教を比較して理解でき、オススメです。
本の内容や感想は他の方にお任せするとして、心に突き刺さったのは「仏教の教えとその考え方」です。
やっぱり、一番身近な宗教ですからね。
<仏教の教えとその考え方>
仏陀が、この世界や人生をどう考えていたかがわかる三つの基本原理である「三法印」を覚えておくとよい...
まず、仏教の特徴は「諸行無常」という言葉に端的にあらわれている。
"祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり"という書き出しではじまる「平家物語」にも登場する「諸行無常」とは、
「すべてのものは変化しつづけており、常なるものは存在しない」という意味である。
まず、この心理を認識しなさいと仏陀は説く。 たとえば、誕生日がくると、「ああ、またひとつ年をとった」と嘆く人がいる。
しかし、すべてのものは変化しつづけるのであって、肉体も当然、変化していく。
「またひとつ年をとった」と嘆く前に、いつまでも若いままではいられないことを認識しなさいということになる。
ふたつ目は、「諸法無我」という言葉であらわされる。
これは、すべてのものは「因縁」により生じたもので、実体はない。
永遠に変わらないものは存在せず、ほかとの関係から独立した「自己」は存在しないといういみである。
これを「人は年をとる」というケースに当てはめると、人が老いていくのも、生まれてきたからにほかならない。
肉体が衰えていくのも、生を受けた以上避けられないことを知りなさいということになる。
三つ目は、「涅槃寂静」という言葉であらわされる。
これは、煩悩を滅した「涅槃(悟りの境地)」は、安らかであるという意味。
人が年をとっていくのは自然なことなのに、若さにこだわるから、年をとって嘆くことになる。
若さへのこだわりを捨てれば、安らかな気持になれる、という意味となる。
つまり、仏教とは、「すべてのものは変化し、実体がないのが真理なのに、いつまでも変わらないと勘違いして、
執着するから苦悩が生まれる。
そして、苦悩は無知や欲望が原因であることに気づき、その無知や欲望を断ち切ろう」というのが、基本的な教えとなっている。
この仏教の教えは、すばらしいと思いませんか? 昔の檀家制度に胡坐をかいた葬式仏教だけじゃもったいない気がします。
本気で布教活動をすれば、キリスト教やイスラム教と肩を並べる程度の信者数になるような気がしますけど、
たぶん宗教はそんな単純で簡単な話じゃないんですよね~
忘れてはいけません。 この本を編集された「歴史の謎を探る会」とは、
歴史の中に埋もれている"ドラマチックな歴史"を楽しむべく結成された、夢とロマンを求める仲間たちの集まり。
学校では教わらない史実の裏側にスポットを当て、その一風変わった視点からのアプローチには定評がある...
らしいです。
では、では、
おもしろかった本 TOP ↑
「平成24年7月九州北部豪雨」と名前がつけられるほど、被害が大きかったんですよね。
被害に遭われました皆様にお見舞い申し上げますとともに、災害で尊い生命を失われた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。
では、では、
日本人は、だいたい無宗教者ですよね。 ← 間違っていたらゴメンなさい。
仏像をお持ちだとは、おそれいりました。
自分で彫ってみたいと思ったことはありましたけど、買おうと思ったことはないです。
まさか仏像を積んでツーリングなさっているとは思いませんが、
お互い安全運転でいきましょう。
では、では、
僕も誤解がないように書くと無宗教者です
しかし気に入って購入した仏像などが部屋に数体あります
すがるというよりもむしろ逆で天狗になった自分やダラけてる自分を不思議と戒めてくれるんですよね
お互い安全第一で走りましょうね