「傾聴」の研修会の準備で
気づいたことがあります。
「傾聴」について何も知らなくても
いい聞き手になるには?
根本的ないい方法はないものかしら?
そこで、ひらめいたんです!!
「私は、相手のことをよく知らない。
だから、わかろう、知ろうと思って聞く」。
ここから始めたらどうだろうか?
相手が、
よく知っていると思っている我が子でも
わかっているかどうかわからない認知症の人でも、
どんな人でも。
すると・・・
相手にスポットが当たるわけですから、
自ずと「相手が主役」になる。
わからないのだから、
「聞かせてもらう」になる。
「聞いてあげる」にはならないでしょう。
そして、
相手のことをわかるには、
相手の立場になるのが近道。
だったら、
自分が相手の立場になれるように聞いていけば、
共感もしやすくなる。
共感できれば、
自然にうなづくし、あいづちも打つ。
そうすれば、
相手を否定する気持ちも生まれにくい。
つまり、
「私は、相手のことをよく知らない。
だから、わかろう。知ろうと思って聞く」。
という気持ちで聞いていくと、
本に書いてある方法、
「相手を尊重する」
「相手を否定しない」
「相手を受け入れる」
・・・などが自ずとできてしまうのです。
そこで・・・
私自身があらためて
教室や他の場でこの気持ちで聞いています。
自分で言うのもなんですが・・・
これはいい!
そして、もう一つ気づいたこと。
ああ、私はいつの間にか
わかった気になって、聞いていたんだなあ。
今、あらためて、
人の話しを聞くのが楽しくなっています。
皆さんも是非お試し下さい!
そして、どうだったか?
お聞かせいただけたら、嬉しいです!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます