●5月17日を「憲法記念日」と言わない
昨日5月17日は、
ノルウエーで最も盛り上がる「憲法記念日」。
でも、ノルウエー人は、この日を
「憲法記念日」とは言いません。
1814年、独自の憲法を作った日。
ノルウエー人の独立の意思を確認する日。
ノルウエー国家の日。
そして、子どもの日。
そこで、ノルウエー人は、
この日を「5月17日」と言います。
(これじゃ、この日を忘れようがないわ)。
そこで、ぜひ皆さんにも、
この響きで覚えていただけたらと思います。
17日は「søttende(ソッテンデ)
5月は、「mai(マイ)」
で、5月17日は、「ソッテンデ マイ」。
そして、この日は、皆こう言うのです。
「Hurra! (フッラァ!万歳!)」
「Hurra for settenda mai!」
●当日のパレードは、できなくても
去年に続き、今年も
子どもたちのパレードは、中止。
インドからの変種ウィルスの拡大に備えて。
でも、先週こんな姿を見かけました。
通りゆく人たちと「Hurra!」「Hurra!」
●我慢してきた若者は集っていた!
私たちは、お義父母さん、おばさん二人と
過ごしていたのですが、
ベランダからブナード姿の若者が見える!
「Hurra~!!!」「Hurra~!!!」「Hurra~!!!」
ちょっと街に行ってみようよ!と私。
すると、もう夕方5時だというのに、
いるわ、いるわ、若者でいっぱい!
右の赤いつなぎはRUSS,高校卒業前の今、ハチャメチャできるはずの子たち。
もちろん、若者はまだワクチンを打っていません。
でも、依然トロムソは落ち着いていて、
ここ数日、感染数「ゼロ」。
ブナード姿やおしゃれはしているけど、
ハチャメチャしているわけではない。
とにかく集いたいんだ。
こんな若者の姿に
「そりゃ、やるわな」と嬉しくなる。
よくこの一年、抑えてきたんだもの。
しかし、どーぞ感染者が出ませんように、
とも思いながら眺める私。
以前は、この国のこの日の盛り上がりに
ついていけない私でしたが、
今は心から祈ります。
躊躇うことなく、
思い切り盛り上がれる日が
早く来ますように。
義母の「17.mai ケーキ」、再現してみました。
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