ゾコーバ 継続審議へ

2022年07月20日 21時58分51秒 | + プラス
まずはニュースから

塩野義のコロナ飲み薬、継続審議に 厚労省分科会、緊急承認は見送り(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
塩野義製薬(大阪市)が開発した新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省の専門家分科会は20日、
感染症流行時などに期限付きで迅速に審査する「緊急承認」の現時点での適用を見送り、継続審議とした。
現時点の治験のデータで有効性を推定するには不十分で、最終段階の治験の結果を待つべきだとの意見が大勢を占めた。

 この薬は「ゾコーバ(一般名・エンシトレルビル)」。ウイルスの増殖を妨げる作用があるとして、
軽症や中等症の患者への使用が想定されている。1日1回、5日間服用する。

 塩野義は2月末、すべての治験が終わっていなくても実用化できる「条件付き早期承認」を求めて申請。
ただ、この制度はもともと、患者数が少なく治験の参加者を集めることが難しい難病や希少がんなどを想定している。
5月に改正医薬品医療機器法が成立し、緊急承認が新設されたことを受け、塩野義は同月末に申請を切り替えた。
緊急承認では、安全性はこれまで通り確認するが、有効性は「推定」できればよく、少ないデータでも使えるようになる。

 だが、塩野義が2月に提出した臨床試験(治験)のデータは約400人分と、数千~数万人の一般的な薬の治験よりも少なく、
ウイルス量を減らす効果はみられたものの、疲労感や発熱などの12症状の総合的な改善効果は明確ではなかった。
6月に開かれた専門家部会では、有効性などをめぐって委員の意見が分かれ、結論が持ち越されていた。


国産のコロナ治療薬が承認見送りという形になって非常に残念というのが本音。
そもそも緊急承認ってゾコーバの為に作られたようなもんなのに…
ネットの記事を見ていると賛成意見と反対意見が半々。

賛成意見としてはよくわからん薬が承認されずに済んだとか、国の審査基準が機能してるといった感じ。
反対意見としては、海外の薬は承認されるのに…。塩野義を一人勝ちさせないための癒着? だとか色々

正直なところどっちの意見が正しいのか私にもわかりません。
ただコロナ初期のころはインフルの薬のアビガンを使ってたので、
副作用も少なそうだし、大規模臨床試験がてら承認して後から精査すれば良いのでは?なんて思ったりしてます。

ウイルス量は減るけど症状が改善しないってのは、
そもそもコロナの後遺症って結構残ると言われていたでしょ?とも思います。
以前にもアップした画像ですが


ゾコーバが使えないとなるとパキロビット、ラゲブリオに頼らざるを得ないと…
コロナはまだまだ続きそうです。

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