一冊の本と～question（問い）～

 皆様おはようございます～～～今日は雨で蒸し暑いですね～・・。＠＠

しかし昨日感動的にうれしいことがあったので、私は暑さはほとんど

きにならない心持です。今でもこころがジルバを踊っています。

それは・・お名前をだしていいのかわからないので、ある、とさせていただきますが、

ブロトモ様から昨日、素晴らしい贈り物が届いたのです！！

 

　まついのりこさんという絵本作家さんの「あの日の空の青を」というエッセイ集・・。とってもきれいな絵付き。

どきどきして、のぼせそうになりながら読んでいたら・・もうもう涙滂沱でした。こんなに感動したのは

「フリーター、家を買う。」以来です。心から汚れた醜い感情がすべて洗い流され、

生まれ変われるような感覚を覚えました。まついのりこさんは絵本作家でいらして、ご存命中は

(戦時中に反戦をとなえたため)政治犯としてお父上が特高にとらえられた経験を礎に、

反戦の思想をもちつつ子供たちを引き付ける絵本を多数つくられた方です。

 

　素晴らしい思想家で、かつたぐいまれな芸術性をお持ちの方です。「あの日の空の青を」

というこのエッセイ集が、一冊よめばこの方の天賦の才で圧倒的に胸に風穴を開けてきます。

 

一部を載せさせていただきたいところですが、無理なので、残念です。まったく代わりにならないのですが、

お目汚しの、この本を読んで産まれた私の詩を・・。（この方の模倣ではなく私のオリジナルです）

～question（問い）～

己に取りすがり　絶叫する母を残したまま

死神の待つ　闇に呑まれるひとびとが　

無数に　順番待ちをする「いくさ」

母達は　己が命を代わりにと

天を仰ぐが　魂を裂かれた　ひとびとはもう　二度と戻らない　

焦げたコンクリのみを名無しの　墓標とす　

それを　　それでも　あなたは　　「いくさ」をしますか

ひとを　ころしますか

そのひとたちにも　亡骸を涙で濡らす　母がいるのに

 

・・・あまりの才能の開きに絶望しかけましたが、このかたは人生の経験値、体験値が違う、

私もこれから！持って生まれた才能はこの方にくらべなさすぎますが、ガンバリマス。

このような人生を根本から変える力を持つ本をおくってくださったブロトモ様に深い感謝をささげます。

そしてまた、私の下手な詩を間に鋏みつつ、ここまで辛抱して読んでくださった方方、

まことにありがとうございます！深く感謝いたします。皆様が素晴らしい座右の書をお持ちでいらっしゃいますように、

心よりお祈り申し上げます。南無・・・・それでは、失礼いたします！！