五月と宮沢賢治

皆様おはようございます^^♪五月ですね！！

藤城清治さんカレンダーを五月分にめくると、

あの有名な「セロ弾きのゴーシュ」の影絵でした。宮沢賢治さん作の。・・。

 

　　実は先日やなせたかしさんの自伝を拝読する機会があったのですが、

そこには「子供のころは宮沢賢治はあまり好きではなかった、、

べつの世界の本のようだった。」との文章が。・・。のちに大ファンになられるのですが・・。

 

　わたしもそうでした。面白さに目覚めたのが小学校高学年。

「よだかの星」で大泣きしました。しかし、まだ子供だったので、

「銀河鉄道の夜」の深い示唆がわからず、ただただ主人公が

裕福でない母子家庭ということでいじめられたりしたのを読んで、

そのころからあった差別に悔し泣きをしたのを覚えています。

（本を読んで泣くって単純な子供だったのかしら＾＾。）

 

　しかし、なぜ親友のカムパネルラが身を犠牲にしていじめっ子を助け、あの世に

行ってしまう必要があったのか、その旅に何故主人公はついていけたのか、

それは今になっておぼろげに自分なりに咀嚼してきた感じです・。・、

多分宮沢賢治なりの仏教観念を示唆していたのでしょう、

（この方は仏教徒でした。）

 

　罪を憎んで人を憎まず、自分の身を捨ててでも人を助ける、

そんな慈悲を悟らせるため、(親友を失い孤立無援になり、もっと大変な状況になり、

人の何倍もの人徳を持たねば世の中につぶされてしまう運命にある）主人公は

そうした慈悲の行為を行った親友の旅に手前までの見送りを特別に許されたのでしょう。・

そのことを悟るために。

読解力があまりありませんが、そういうことではないかと・・。私なりに思います。

 

　明るい初夏の昼の、青葉の香りのする日の光の影になる家の中では

そんな昔の事や今の生きていく道の摸索をもひっそりと考えたりいたします。

 

　これから仕事前に、いつものアヒージョを作ろうかと思います。

上の写真の安上がりアヒージョの材料。冷凍シーフードミックス、マッシュルーム

沢山、オリーブオイル、料理用白ワインとマジックソルト。で、ことことします♪

今日の夜はアヒージョパスタ・・・♪今から楽しみです。

 

　ここまでつたない文章を読んでくださって、誠にありがとうございます＾＾！！

寒暖の差が激しいです、ゴーシュは今はおりませんので動物たちの

様に治してもらえませんから、（笑）どうぞお体ご自愛くださいませ・・・。

それでは、失礼いたします＾＾！！