「石窯を作る目的を明確に!」
錆鉄人が石窯を作った目的は「退職後の三種の神器」として
【露天風呂・石窯・薪ストーブ】があれば楽しい日々が暮らせると考えたからです。
石窯はピザ屋さんをするなら別ですが、三種の神器の中では一番使用頻度が少ないと思われます。
つまり「実用性」よりも「オブジェ」的な要素が高いものであり、
当然ピザが焼ける必要はありますが、
錆鉄人はそれ以上に「石窯を作った満足感=見た目のカッコ良さ」を重視しました。
ゴミ焼却炉?と思われるようなものじゃなく、
誰が見ても「ワー石窯?素敵ね!」と言われるものを作りたいと思いました。
「オブジェ」ですから!
(あくまでも、錆鉄人「個人の考えです」が・・・)
石窯を作ろうと考えて検索すると様々なページがあって、
石窯の形も
1段(というべきか?薪を焚いた同じ床で焼く)
2段(下で薪を焚き、上の段で焼く)
3段(下で薪を焚き、上2段で焼く)
があり、大きさも様々です。
屋根部分も、平らな簡易的な物から、カマボコ屋根型、本格的なドーム屋根まで3種類あります。
という事ですが、
1段では存在感が乏しく、作った時の満足感が少なく不満です。
但し、材料費や製作日数は少なく、薪の量も少なくて済みます。
小さい分熱量も小さく、焼いている途中で温度低下しても、
薪をもう一度燃やす訳には行かないのも難点です。
3段は本格的なピザ屋さんでもするのなら良いと思いますが
材料費や製作日数など錆鉄人の手には負えそうがありません。
こんな物が庭に鎮座していたら近所中の笑いものです。
(って、すでに十分笑われていますが・・・)
という事で、作るのは2段型
それなりの存在感があって、材料費は10万円程度に収まりそう。
ドーム型は作るのが難しそうだから、カマボコ屋根型(平屋根は見た目に感動がないので断固として却下)
製作の手間は・・・作ってみないと分からない。
参考にしたのは以下のブログです。
○石窯の作り方(福岡県の大城さん)
http://outdoor.geocities.jp/my_woody_garden/gardening/isigama/isigama.htm
レンガを積んだ図面があり(但し寸法は読み取れませんが)
レンガの寸法は決まっているので寸法は割り出せます。
製作の過程が細かく記載されていて、これなら作れそうだ!という気になります。
但し、1000度以上の高温にしないと固まらない耐火モルタルを使用している所は問題で
さらにせっかく作ったカマボコ屋根のベースを燃やしてしまうのはのは勿体無いと思いました。(でも再利用する事ある?)
トップページの石窯の風景、憧れますね!
○赤レンガ博物館石窯プロジェクト
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/sangyoshinp/index.php?content_id=479
こちらは実際に作ろうと考えてから見つけましたが、構造図が参考になります。
大城さんの石窯とほぼ同じ作り(構造)ですが、
カマボコ屋根のレンガに拘っている所と耐火モルタルが違ったものを使っています。
またイベント用に使用する為、台車の上に作られています。
カマボコ屋根部分は教科書通り横ゼリ型レンガを事前に組み合わせて確認していますが、
実際にはモルタルの厚み分が集積して、最後のトップ部分が狭くなってレンガを変な形に削って仕上げています。
・・・どちらも失敗談もあって、参考になります。
以上の2つの石窯製作例を参考にして、構造を決めました。
1.バーべキューハウスの屋根が2mなので土間の上に耐火煉瓦を並べて火床とする。
火床を高くしないので若干薪を燃やし難くなり、焼き台部分も低くなります。
2.レンガ積みは半マスを利用して本格的なものにする。
3.カマボコ屋根部分のレンガの放熱で焼くので、大城さん約の石窯より焼床からの高さを低くして熱効率アップを計る。
これは、バーベキューハウスの中に設置するので煙突の高さ制限もあって低くする必要があるのと
レンガの使用量も少なく出来る(=若干でも安く出来る)為です。
4.どちらも鉄筋を使って開口部の上のレンガを積んでいるが、
熱膨張率の違いが問題となる可能性が高いので耐火モルタルで一体整形を行う
5.焼床は市販の大判レンガを使用するのではなく、型を作り耐火モルタルで自作する(価格と耐久性)
6.大城さんによると、耐火レンガの外周を普通レンガで覆うと断熱保温性能がアップするとの事であるが、保留
ただし、横にバーべキューグリルを作って下の部分の一部二重化を計る。
という基本方針を決めました。
材料に関しては、
耐火煉瓦
○マゾンから購入する予定でしたが、送料を考えると1個当たり約300円にもなります。
○メリで耐火性の高いレンガ(ブリックヤード)が1個158円である事が分かり、
○メリで200個購入(200個になると大口購入となり単価が10円下がる)
実際はそれほどの数は必要ありませんが、錆鉄人の場合はバーベキューグリル用にも使用するのでこれ位でちょうど良い
但し、ブリックヤードは側面がザラザラでモルタルの垂れを拭く場合に面倒です。
また、ブリックヤードは赤っぽい色なのに対し、横ゼリ型は黄色っぽい色なので外観に大きな差が出ます。
それも「味」と許容出来ない場合は、○マゾンの耐火煉瓦で統一する事をお勧めします。(原価約2万円アップ)
カマボコ屋根部分の耐火レンガ
これは○メリには売っていないので○マゾンで購入。
失敗も想定し、横ゼリ型Y-2を5個(45個)、L-3を3束(30個)購入
耐火モルタル
これも○メリのほうがアマゾンで購入するよりやや安いので○メリで購入
ただし、アマゾンで1個だけ買ったのですが、粗骨材が少なく使い易い感じでした。(モルタル層を薄く出来る)
コテ
コンクリート用で持っているものを利用、舟形以外に「目地用のコテ」が必要
練り容器
耐火モルタルの練る量が少ないので、四角いバケツとかコンテナを利用すればokです。
【追加】
厚手ビニール手袋
耐火モルタルでレンガを積んでいく時、どうしても「手(指)」を使わないといけない時があるので、
厚手のビニール手袋をはめて下さい。
錆鉄人は短時間だからと素手でやったら、指先が「アルカリ」で侵されて数日間痛みました。
錆鉄人が石窯を作った目的は「退職後の三種の神器」として
【露天風呂・石窯・薪ストーブ】があれば楽しい日々が暮らせると考えたからです。
石窯はピザ屋さんをするなら別ですが、三種の神器の中では一番使用頻度が少ないと思われます。
つまり「実用性」よりも「オブジェ」的な要素が高いものであり、
当然ピザが焼ける必要はありますが、
錆鉄人はそれ以上に「石窯を作った満足感=見た目のカッコ良さ」を重視しました。
ゴミ焼却炉?と思われるようなものじゃなく、
誰が見ても「ワー石窯?素敵ね!」と言われるものを作りたいと思いました。
「オブジェ」ですから!
(あくまでも、錆鉄人「個人の考えです」が・・・)
石窯を作ろうと考えて検索すると様々なページがあって、
石窯の形も
1段(というべきか?薪を焚いた同じ床で焼く)
2段(下で薪を焚き、上の段で焼く)
3段(下で薪を焚き、上2段で焼く)
があり、大きさも様々です。
屋根部分も、平らな簡易的な物から、カマボコ屋根型、本格的なドーム屋根まで3種類あります。
という事ですが、
1段では存在感が乏しく、作った時の満足感が少なく不満です。
但し、材料費や製作日数は少なく、薪の量も少なくて済みます。
小さい分熱量も小さく、焼いている途中で温度低下しても、
薪をもう一度燃やす訳には行かないのも難点です。
3段は本格的なピザ屋さんでもするのなら良いと思いますが
材料費や製作日数など錆鉄人の手には負えそうがありません。
こんな物が庭に鎮座していたら近所中の笑いものです。
(って、すでに十分笑われていますが・・・)
という事で、作るのは2段型
それなりの存在感があって、材料費は10万円程度に収まりそう。
ドーム型は作るのが難しそうだから、カマボコ屋根型(平屋根は見た目に感動がないので断固として却下)
製作の手間は・・・作ってみないと分からない。
参考にしたのは以下のブログです。
○石窯の作り方(福岡県の大城さん)
http://outdoor.geocities.jp/my_woody_garden/gardening/isigama/isigama.htm
レンガを積んだ図面があり(但し寸法は読み取れませんが)
レンガの寸法は決まっているので寸法は割り出せます。
製作の過程が細かく記載されていて、これなら作れそうだ!という気になります。
但し、1000度以上の高温にしないと固まらない耐火モルタルを使用している所は問題で
さらにせっかく作ったカマボコ屋根のベースを燃やしてしまうのはのは勿体無いと思いました。(でも再利用する事ある?)
トップページの石窯の風景、憧れますね!
○赤レンガ博物館石窯プロジェクト
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/sangyoshinp/index.php?content_id=479
こちらは実際に作ろうと考えてから見つけましたが、構造図が参考になります。
大城さんの石窯とほぼ同じ作り(構造)ですが、
カマボコ屋根のレンガに拘っている所と耐火モルタルが違ったものを使っています。
またイベント用に使用する為、台車の上に作られています。
カマボコ屋根部分は教科書通り横ゼリ型レンガを事前に組み合わせて確認していますが、
実際にはモルタルの厚み分が集積して、最後のトップ部分が狭くなってレンガを変な形に削って仕上げています。
・・・どちらも失敗談もあって、参考になります。
以上の2つの石窯製作例を参考にして、構造を決めました。
1.バーべキューハウスの屋根が2mなので土間の上に耐火煉瓦を並べて火床とする。
火床を高くしないので若干薪を燃やし難くなり、焼き台部分も低くなります。
2.レンガ積みは半マスを利用して本格的なものにする。
3.カマボコ屋根部分のレンガの放熱で焼くので、大城さん約の石窯より焼床からの高さを低くして熱効率アップを計る。
これは、バーベキューハウスの中に設置するので煙突の高さ制限もあって低くする必要があるのと
レンガの使用量も少なく出来る(=若干でも安く出来る)為です。
4.どちらも鉄筋を使って開口部の上のレンガを積んでいるが、
熱膨張率の違いが問題となる可能性が高いので耐火モルタルで一体整形を行う
5.焼床は市販の大判レンガを使用するのではなく、型を作り耐火モルタルで自作する(価格と耐久性)
6.大城さんによると、耐火レンガの外周を普通レンガで覆うと断熱保温性能がアップするとの事であるが、保留
ただし、横にバーべキューグリルを作って下の部分の一部二重化を計る。
という基本方針を決めました。
材料に関しては、
耐火煉瓦
○マゾンから購入する予定でしたが、送料を考えると1個当たり約300円にもなります。
○メリで耐火性の高いレンガ(ブリックヤード)が1個158円である事が分かり、
○メリで200個購入(200個になると大口購入となり単価が10円下がる)
実際はそれほどの数は必要ありませんが、錆鉄人の場合はバーベキューグリル用にも使用するのでこれ位でちょうど良い
但し、ブリックヤードは側面がザラザラでモルタルの垂れを拭く場合に面倒です。
また、ブリックヤードは赤っぽい色なのに対し、横ゼリ型は黄色っぽい色なので外観に大きな差が出ます。
それも「味」と許容出来ない場合は、○マゾンの耐火煉瓦で統一する事をお勧めします。(原価約2万円アップ)
カマボコ屋根部分の耐火レンガ
これは○メリには売っていないので○マゾンで購入。
失敗も想定し、横ゼリ型Y-2を5個(45個)、L-3を3束(30個)購入
耐火モルタル
これも○メリのほうがアマゾンで購入するよりやや安いので○メリで購入
ただし、アマゾンで1個だけ買ったのですが、粗骨材が少なく使い易い感じでした。(モルタル層を薄く出来る)
コテ
コンクリート用で持っているものを利用、舟形以外に「目地用のコテ」が必要
練り容器
耐火モルタルの練る量が少ないので、四角いバケツとかコンテナを利用すればokです。
【追加】
厚手ビニール手袋
耐火モルタルでレンガを積んでいく時、どうしても「手(指)」を使わないといけない時があるので、
厚手のビニール手袋をはめて下さい。
錆鉄人は短時間だからと素手でやったら、指先が「アルカリ」で侵されて数日間痛みました。
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