鍋

一人暮らし始めてすぐに買った鍋くん…
オレンジ色が可愛かった
この子とは色々な料理を生み出した…
レシピ通りに作ったり、創作したり…
もう5年以上の付き合いだった…
だいぶ傷んでたので、今朝、そっと別れを告げて来ました…

彼をずっと傷付けていたのは私
一度、彼を洗って拭いてた時に手が滑って、
床に落としたことがある
その時から、彼の輪郭はちょっと歪んだ

取っ手が緩んでいた時は、ドライバーで締めてあげた
しっかり手を繋げるようになった

マンネリになってきた時は、一緒にサバを焼いた
あまりに美味しくて、無我夢中で食べた
でも魚を焼いたあとは、何だかにおいが取れなかった
でも私は別に気にしなかった

彼は万能で、煮物蒸し物茹で焼き物なんでもござれ
(揚げ物は私が怖くて出来なかった)

最初の頃、彼とお好み焼きを焼いた時に、
ひっくり返すのに失敗した
単純に私の技術不足
彼の輪郭は小さめで、深さがあるのだ
でも慣れたら、お箸でもくるり

最期は傷だらけで、テフロン加工も思い出の彼方

彼との日々に感謝してる
ありがとうね



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ちょっと書くだけのつもりが、地味に長くなってました(爆)
↑これ以上思い出書いたら、彼と別れたこと後悔しそうだ
物に情がうつってしまういい例です(爆)


今後付き合う鍋とも、彼とのようないい関係が築けるといいなと思います


※(擬人化すいませんww頭おかしくてすいませんwwでも本気ですw)