今やレンタル店の棚にずらりと並ぶ、「LOST]や「HEROES/ヒーローズ」などの海外TVドラマシリーズ。
そんな海外TVドラマシリーズの熱狂的ファンを生んだはしりだった番組が「ツイン・ピークス」だったと思う。
91年に日本で始めて放映されたこの番組が、今再びマイブームとなっている。
きっかけはAmazonのバーゲンで75%引きという価格で発売されていたファースト・シーズンのBOXを衝動買いしてしまったこと。
自分の記憶では、当時かなりレンタルして見たつもりだったのに、実は最初のパイロット版とそれに続く第1話と第2話しか見ていなかった事に驚く。
あのドラマは面白いよ~なんて人に言ってたりもしてたのに(笑)
しかもこれだけは覚えているんだけど、当時レンタル料もバカにならなかったんだろうな、間を飛ばしていきなり最終話だけみて、なんだこのラストは!なんて訳がわからなかったことを思い出す。
それでも私の中では、デビッド・リンチ(DVDの中にあった冊子にはデイヴィッド・リンチって書かれてたけど)に最初に出会った作品であり、あの迷宮のようなリンチ・ワールドに初めて衝撃を受けた番組だった。
突然現れる赤いカーテンの部屋で踊るあの小人はなんなんだ!なんてね。
静かな田舎町に突然起こる女学生殺人事件。はたして女学生ローラを殺した犯人は誰か?カイル・マクラクラン扮するFBI特別捜査官クーパーは、時に論理的に、そして時に意外な方法で事件の中枢へ近づいていくが、このドラマのもうひとつの見所は、回を追うごとに最初善良な姿を見せていたツイン・ピークスの住人たちの、意外な素顔が暴かれていくところ。
閉鎖された町に巣くう、チェリー・パイのように甘い欲望の渦は、見る者を妖しい世界へと誘う。とんでもない町である(笑)
このファースト・シーズンの怒涛のエンディングに、解明されていない謎、そしてあの最終話でのクーパー捜査官へのつながりが早く知りたく、レンタルでもしてみればよかったんだけど、我慢できず以降のストーリーをネットで調べてしまった。
評価的にどうだったか見た方に聞いてみたいところだけど、セカンド・シーズンのストーリーをざっと見、そのドロドロ感と???感が倍化して、相当難解な展開が待ってるよう(笑)
不気味なんだけど、どうしても覗いて見ずにはいられないリンチ・ワールド。
一応セカンド・シーズンで打ち切りになったようだけど、続きは・・・ないだろうなあ(^^;)
セカンド・シーズンでさらにパワーアップするようですが、残念ながらまだ私も見てなくて・・・(^^;)
ぜひanupamさんにも見ていただいて、感想など聞かせてください(^^)