虹色の海の上を駆ける Lumière irisée

美しいもの、美しいこと、それは私の感性が紡ぐ空間にある。

感性と歩む

2021-05-21 19:19:00 | 日記

今日は蒸し暑かったですね。
そろそろ太陽が恋しいです。

日曜日は晴れの予想なので
また、森に行きたいと思います。

年々、春が短く夏が長いように
感じます。
子供の頃はもっと
春夏秋冬がくっきりしていたように
記憶しています。

本当に開催されるのか否かの
オリンピックも
子供の頃はもっと
清々しいワクワク感がありました。

結局は大きなお金が動くようになり
近年は記録争い故のドーピング問題も
あり、感激と背中合わせの
仕掛けを感じていました。



スポーツ観戦は大好きで
浅田真央さんの15年来のファンですので、
やはりフィギュアスケートは好きですが
今の現役選手にあまり興味がないので
殆ど見ていません。

やはり、自分が好きな時代の
スケーターがいますし、
フィギュアスケートは
技術と芸術の融合ですが
表現は自身を表すもの。
採点という枠で見ると自分の
感性とはそぐわないので
自分の感性で私は見たいのです。


最近は
ジェレミー・アボット  さんの
2014年 世界選手権
さいたまスーパーアリーナでの
フリープログラムを何度もまた
見返しています。

エクソジェネシス交響曲
彼のスケートのための曲のように、
他スケーターがこの曲で滑っても
私には1ミリも響かない。


冒頭、背中からしなやかな
腕の動き、
エネルギーを手繰り寄せるようにして
内側から溢れ出す音楽が
なだらかに彼と共に流れていく。

こんなにも美しく
繊細で
一瞬一瞬を紡いでゆく。

ジャンプで途切れることなく、
彼と音の世界は
氷の上をカンバスにして
一筆、一筆、
色をそして鮮やかな感情を
描く。


彼と音楽がそこにあり、
彼がスケートであり、

それだけで

美しく、眩い、胸を焦がす。


感性を磨くのではなく、
発揮するのではなく、

深く静かに

感性と歩む。










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