No.0661 いのち

憂鬱な毎日が続いてます。
例の脚痛は良くなったり悪くなったりの繰り返し。
良くなったと言っても、痛みは相変わらずあるし。
もうすぐ梅雨入りですが、その前に心が梅雨入り(苦笑)


動けない時に出来ることと言えば読書くらい。
瀬戸内寂聴さんの"いのち"を読んでみた。




高校生の頃から瀬戸内寂聴さん(その頃は瀬戸内晴美でしたが)の本を読んでいた。
もう、95歳なんですねー。
それにしてもこの歳でもまだ長編小説が書けるとは。


"いのち"は長編小説というより、回顧録の様な内容ですね。


小説家というのはやはり凡人には無い感性を持っているし、それがいくつになっても尽きないと言うのがよく分かりました。
男女の関係もビックリするような独特のものがあるように思えます。


先日、TVで瀬戸内寂聴さんが、「最近、不倫、不倫て騒ぎ過ぎ。私なんか何回もやりましたよ。不倫報道しているリポーターだって結構やってると思いますよ。」なんて言って、笑いを誘ってました。
95歳の瀬戸内寂聴さんが言うから笑えるのかも知れませんが。


芸術家が若々しく見えるのはその為なのかもしれません。


50歳台なんてまだまだ鼻垂れですね。
痛みくらいでくよくよしてては行けないですね。