No.0793 入院記録その1

先日、落車してしまい大腿骨頚部骨折、鎖骨骨折してしまった。
多くの方に迷惑掛けてしまい、ほんと申し訳ないです。
すいませんでした。

落車で骨折したのは初めて。
入院から数日経過して大分落ち着いてきたので退院までの過程を残そうと思う。


1.落車初日
レントゲンで怪我の状態確認と、傷の処置。
大腿骨頚部骨折、鎖骨骨折が判明。
落車直後は呆然としてしまい自分に何が起こったか理解出来ない状態で痛みもさほど感じなかった。
だが徐々に痛みが酷くなる。
最初の病院から入院する病院への搬送は救急車。
路面状態が悪く何度も跳ねる。
その度に激痛！
救急車って意外と乗り心地悪い。
というより、路面が悪すぎる。

二箇所目の病院で再度レントゲン撮影し、病室へ入るまでの待機時間が痛みとの戦いだった。この時点では、痛み止めは一切使ってない。
大腿骨は翌日手術することになった。
数時間後、病室へ入りやっと痛み止めの点滴開始。
これで少し楽になる。
夜からまた痛みが酷くなり、再度痛み止めの点滴をするが効かず、錠剤、更に座薬も使う。
それでも痛みは収まらず、ベッドで数時間唸り続ける。(個室だからよかった)
最後の手段は筋肉注射に睡眠薬を入れてもらって打ってもらった。
だんだん睡魔の方が勝り、何度か眠ったり目覚めたりしながら、最後は眠ってしまった。
痛みに狂いそうになったがやっと乗り越えた。


2.２日目。
9:30から手術のため、8:00頃移動。
今回は半身麻酔での手術。
脊髄に麻酔されたら、数分で下半身の感覚が全く無くなった。
導尿されて手術台に移り心電図付けて、血圧計付けて手術開始。
モニターが見える位置にあったので見ていたら、ボルトをどの角度で入れるか角度調整をしていた。
あー、こんな感じで二本のボルトが入るんだなと分かった。
30分くらい経過した頃だろうか、だんだん気持ち悪くなり吐き気がして頭も朦朧としてきた。


看護師さんから気持ち悪くないですか？と問いかけがあったので、気持ち悪いと伝える。


看護師が先生に、血圧が80まで低下している。心拍数も40まで低下していると報告しているのが聞こえた。
先生から、◯◯を入れて！
何かの薬の指示が出された。


すると血圧、心拍数も上がり気持ち悪さは解消された。
血圧が80くらいに下がるとあんな状態になるんだ。あのまま上がらなかったらどうなっていたんだろうと、恐ろしくなった。
半身麻酔って意識かある分逆に怖いんだなと改めて思う。


ボルトを入れる穴を開けるドリルの音が聞こえる。
ボルトを打ち込むカンカンカンと言う音が聞こえる。
これでボルトが入ったんだなとモニター見ながら思った。


後は縫って終わりですよ！と先生の声。
あー終わったんだな。


病室へ戻っても麻酔はなかなか覚めない。4～5時間くらいしてやっと指が動きだした。


今まで腰の手術2回の経験から、術後の痛みが酷いのが分かっているから、覚悟していた。


だが今回は痛み止めが効いてくれたのかさほど痛みが酷くならなかった。
前夜にあんな酷い思いしたのにもう一度は流石に辛すぎると思っていたので助かった。


3.３日目。
車椅子がOKになった。
これで、トイレが気兼ねなく出来る。特に大の方はやっぱりベッドでは辛いし、後始末もお願いしないといけないので。


4.４日目
リハビリ開始。
でも、骨折した右足は6週間荷重かけてダメとのことで、左足の筋力低下防止がメイン。
6週間も荷重かけてダメっていうことは、歩くリハビリはそれから開始ってことだ。これじゃ退院まで2ヶ月も掛かってしまう。泣、泣、泣。
おまけにこれからも運動続けるなら鎖骨も手術した方がいいと言われたが、その分退院が伸びると言われ、躊躇無く断った。


5.５日目
今日も左足中心のリハビリ。
先はまだまだ長い。
本当に右足に体重かけてダメなのかな？
やってみようと少しずつ掛けてみた。
行けるような気がするが、接合部がズレたら怖いのでほどほどにしてやめた。


6.6日目
今日も左足中心のリハビリ。
右足の曲げ伸ばしやってるが、ももが突っ張ってなかなか曲がらない。
関節を動かさないと固まるのでしっかり曲げ伸ばしやらないと。


取り敢えず6日間の記録。