Natural Cosmetics Station

人の肌に本当に優しいものであれば、それは自然に還るのです。
自然派化粧品で自分の素肌と自然を見つめ直してみませんか。

ラベンダーと野生ラベンダー

2011-01-08 | アロマテラピー
アロマテラピーで最も知られている精油(エッセンシャルオイル)の一つ、ラベンダーは本当に「心」と「体」、そして「まわり」にも様々な効果と調和をもたらしてくれる自然からの偉大なる産物です。


「火傷にはラベンダー」と言われるほどですが、そのきっかけは20世紀初めの頃、フランスの化学者が実験中の事故で火傷を負い、その治療の過程でラベンダー精油を使用したところ、驚くほどの早さで著しい効果をあげたという有名なエピソードがあります。「アロマテラピー」という言葉もその化学者(ルネ・モーリス・ガットフォセ)が自らの体験をもとに、精油による自然療法の研究を進め、著作した「aromatherapie」が始まりです。

■ラベンダーの効能
ラベンダーの精油は「万能の精油」ともいわれるほど、様々な用途や効能をもたらします。アロマテラピー関連の書籍には、よく下記のような事が書かれています。

心には不安や怒り、精神的なストレスを癒す鎮静作用をはじめ、リラックス効果が高く安眠に導いてくれます。
身体的には鎮静・殺菌作用や炎症緩和に優れ、感染予防にも効果を発揮します。
肌には抗炎症・鎮静作用などにより、火傷の痛みを除去、皮膚の修復や痒みを抑える効果があります。


■家庭に1本ラベンダー
私はスキンケアを含むどのセルフケアにも必ずラベンダー精油を使っています。
肌荒れ、ニキビ、シミ改善用のローションや肩こり、腰痛、関節炎などのマッサージオイルやアロマバス、愛猫に引っ掻かれてしまった時の切り傷、そして乾燥から肌を守るボディローションやオイル、ミツロウクリームにも必ずラベンダーを使います。
要するにどんな体の不調やトラブルにもラベンダーは役に立ちます。ご家庭にラベンダー精油1本あれば必ず重宝します♪

■野生ラベンダーについて
ラベンダーにはいくつか種類がありますが、通常市販で売られている 100% ピュアなラベンダーは、「LAVANDULA OFFICINALIS」とか「LAVANDULA ANGUSTIFOLIA」という学名がついています。
ラベンダーの中でも特に「野生ラベンダー(LAVANDULA VERA)」は標高約1,300~1,800mに生息するとても珍しいラベンダーで、より穏やかで繊細な香りをもちます。非常に高価であり最高級のラベンダーともいえるでしょう。


(左)野生ラベンダー 5ml 4,725円(税込)
(右)ラベンダー 10ml 3,150円(税込) ※5ml 1,995円  3ml 1,470円(税込)
ともにチュールヴィバン フィトサンアローム日本総代理店

アロマテラピーでどの精油を使えばいいのか迷ったときは、この野生ラベンダーを用いると安心です。また、マッサージオイルやアロマバス(一度に最高6滴まで)などで外用すると優れた効果を発揮します。

科名: シソ科
抽出部位: 花
抽出方法: 水蒸気蒸留法

■WELEDA(ヴェレダ)のラベンダー精油
80余年もの長い歴史を持つ自然化粧品ブランド「ヴェレダ」は、バイオダイナミック有機栽培農法で育てた植物や野生の植物を厳選し、製造基準、医薬品と同じレベルの徹底した検査のもと化粧品やエッセンシャルオイル製品を生み出しています。

 10ml \2,100(税込)
株式会社ヴェレダ・ジャパン

 お正月、いつものアロマバスでラベンダー精油を入れようとした時1~2滴しか残っていませんでした。毎日使っているので底を切らすまで気付かなかったのです。
Internetで注文して配送されるまで数日かかるし困ったナ・・・と。翌日早速デパートへ買い物に行きました。ラベンダーは人気があるので、たまたま売り場に残っていたのはヴェレダのラベンダーでした。代替品のつもりで購入したのですが、抽出部位が「花と葉」で花だけでないことに少しガッカリしたものの、いざ浴槽に入れてみると葉の香りなのか少しウッディー調な香りもしてとてもリラックスできました♪
リーズナブルな価格なのでこちらもなかなかオススメです。

科名: シソ科
抽出部位: 花と葉
抽出方法: 水蒸気蒸留法

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