石鹸も界面活性剤

界面活性剤とは、水と油のように混ざらない物質の境界線（界面）を混ぜ合わせる（活性化）成分のことを言います。その性質には、汚れを落とす働きがあり、洗浄剤の役割を果たします。



　“境界線”で顔を洗っているみたい…。

ただし、石鹸が自然由来の天然油脂とアルカリ成分だけで作られている界面活性剤に対して、合成洗剤は、石油や油脂を原料とした化学合成による界面活性剤です。そして石鹸と区別する意味で「合成界面活性剤」と呼ばれています。

　以前は石鹸以外の合成洗顔料で洗顔していたと思うと、少し複雑な気分です。