３月１５日 経済・政治・海外のできごと

バイデン米大統領、来週にも訪欧か＝同盟国への防衛義務確認－報道（時事通信）
◆ロイター通信などは１４日、バイデン米大統領が来週にも欧州を訪問することを検討していると報じた　ロシアによるウクライナ侵攻で欧州の安全保障環境が大きく変化する中、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国に対する防衛義務を再確認し、欧州における米国の存在感を改めて誇示する狙いがある

米補佐官、中ロ友好関係に「深い懸念」＝ローマで７時間の高官協議（時事通信）
◆サリバン米大統領補佐官（国家安全保障担当）は１４日、ローマで会談した中国外交担当トップの楊潔※（※竹カンムリに褫のツクリ）共産党政治局員に対し、中国とロシアの友好関係について「深い懸念」を伝えた
◆会談は複数のセッションに分けて行われ、１対１の協議も含め約７時間続いた　ロシアのウクライナ侵攻や、大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）級のミサイル発射で緊張を高める北朝鮮の問題で意見交換したほか、米中間の競争が衝突に発展することを防ぐための危機管理についても話し合った

ウクライナ難民に自宅解放＝受け入れ家庭に政府が謝礼－英（時事通信）◆英政府は１４日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を逃れてきた難民に対し、一般家庭を受け入れ先として開放する新制度を発表した　受け入れ家庭には一定条件の下、月３５０ポンド（約５万４０００円）の謝礼が政府から支払われる


新規感染５０００人超＝オミクロン株拡大止まらず－中国（時事通信）
◆中国政府は１５日、１４日に確認された新型コロナウイルスの市中感染者が無症状を含め５１５４人だったと発表した　１日５０００人超は湖北省で感染爆発が続いていた２０２０年２月以来　中国は経済活動や市民生活を犠牲にしても感染拡大を抑え込む「ゼロコロナ」政策を継続しているが、感染力の強いオミクロン株の拡大が止まらない


外交トップに金聖翰元次官＝引き継ぎ委、日米と強調重視－韓国次期大統領（時事通信）
◆韓国の尹錫悦次期大統領は１５日、政権移行の準備に当たる引き継ぎ委員会の外交安保分科会幹事に、金聖翰・元外交通商省（現外務省）第２次官、委員に金泰孝・元大統領府対外戦略企画官をそれぞれ任命した　いずれも国際政治の専門家として保守の李明博政権で要職経験があり、日米韓の連携を重視する立場


２２年間の世界旅行、ついにゴール＝五大陸制覇のアルゼンチン人一家（時事通信）◆２２年をかけて日本を含む１０２カ国を巡ったアルゼンチン人一家が１３日、出発地でもある首都ブエノスアイレスで「長旅」のゴールを迎えた　五大陸を制覇し、旅行距離は地球９周に当たる３６万２０００キロ　途中で家族は夫婦２人から６人に増えた


政府、ウクライナ避難民への支援本格化＝就労可能な在留資格付与（時事通信）
◆日本政府は１５日、ロシアの軍事侵攻から逃れるため来日したウクライナ避難民の支援態勢づくりを本格化させた　避難生活の長期化を見据え、就労可能な在留資格を希望者に付与すると発表　住居・就労先支援を表明する動きが地方自治体や企業から出ており、これらを避難民のニーズと結び付ける取り組みを始めた


経済安保法案、１７日審議入り＝岸田政権、今国会成立に全力（時事通信）◆与野党は１５日、岸田文雄首相が看板政策に掲げる経済安全保障推進法案について、１７日の衆院本会議で審議入りすることで合意した　政府・与党は今国会中に成立させ、夏の参院選に向けた実績にしたい考え


ＮＹダウ終値、１ドル高の３万２９４５ドル…ＦＯＭＣ発表控え売買が交錯（読売新聞）◆１４日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前週末比１・０５ドル高の３万２９４５・２４ドルだった　金融政策を決める米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果発表を１６日に控え売買が交錯し、ほぼ横ばいで取引を終えた

東京円２５銭安、１ドル＝１１７円９７～９９銭（読売新聞）

日経平均終値、３８円高の２万５３４６円（読売新聞）