三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

高齢猫の治療と看取りが続く 3

2024-01-30 14:33:52 | 高齢猫の治療と看取りが続く

親娘猫の母猫の全顎抜歯手術を1月26日に予約していました。

少し前から、今年で14歳となる黒トラ猫の幸男の体調が悪く、

全く食べなくなっていたので、獣医さんへ電話して予定変更。

抜歯手術の猫を前泊させてもらうことにして、二匹を病院へ連れて行く。

幸男のことは、前から年齢的に腎不全だと思っており、

どう看取るか悩んでおり、朝晩50ccの輸液をしていましたが、

脱水が追いつかない。食欲も落ちて痩せた。

どう看取るかを決めるために、病院へ行きました。

血液検査の結果は、腎不全は末期ではないが貧血が進んでいる。

脱水がひどいので、朝晩100ccの輸液が必要とのこと。

幸男は子猫から育てた保護猫。人慣れ度は抜群なので、輸液は簡単です。

どこまで延命できるか、やってみます。

100ccの効果はすぐ出て、少量ですが、食べるようになりました。

贅沢な猫なので、美味しいものしか食べませんが。

 

水を飲む前に必ず、水を確認する幸男。混ぜるな〜汚れる!

痩せたね。歳とったね。私の保護活動の始まりの猫です。

https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10425068065.html

病は急にきます。

母猫と幸男を運んで安堵した翌朝、朝起きた時に見た光景で、

目が点となる。3段ケージの上に設置しているトイレの中で、

サビ猫が置物のように固まって動かない。死んでる?いや動かないだけ。

片手を、トイレの枠に置いたままの後ろ姿。排尿スタイル。

「あ!膀胱炎だ!」。直感です。

床に置いてある数個のデオトイレのシートを見る。1個に、うっすら血尿。

「あーあ、やってしまったか」。冬はよくある病気です。冷えたかな。

母猫のお迎えついでに病院へ連れて行く。

サビ猫は、前から気になっていた猫。大食いなのに痩せていた。

膀胱炎の治療と血液検査をお願いしました。

案の定、甲状腺機能亢進症の疑い有り。3キロない。

人慣れしていないので、採血は大変です。

↓大変だったのに、人慣れしていなかったのに、

帰宅したら、私のベッドで寝るようになった、カエデ

体調が良くなって安心したのかな。私のベッドが温かいことに

気がついたのか。仲良くできそうです。

↓無事退院した母猫。20本の丈夫な歯を抜くことは大変な手術。

術後も痛い。普通に食べるようになるには1週間が必要。

歯肉炎が治ることを願う。祈る。

猫の神様は、私に何を教えたいのか。悟れと言うのか。

猫の病気で悩み、驚き、心配し続ける私に、強烈な試練をくれました。

母猫のお迎えの日の朝、一匹の猫が突然死をした。

階段から駆け降りて倒れ、すぐに息絶えました。

苦しみ全く無い。私、見ていました。

温かなまま死んでいることが信じられない。

いつものように朝ごはんを食べて、朝チュールも食べた後です。

すぐに心臓発作だと感じました。直感です。

悲しむ暇もなく、送るための段取りをして、獣医に行く支度をしながら、

「この出来事には、どんな意味があるのか」

唖然としながら、そればかり考えていました。

風のように消えたヨッちゃん

最後の朝、チュールを食べていた君の姿が、目に焼き付いているよ。

ヨッちゃんのこと。心臓発作のこと。また書きます。

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在91名のサポーター、マンスリー218、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢猫の治療と看取りが続く 2

2024-01-20 17:49:46 | 高齢猫の治療と看取りが続く

令和6年。新しい年明けは、悲惨な災害で始まりました。

自分が抗がん剤治療を受けているせいで、心身共に弱い状況であったため、

呆然とするだけで何かを語る力無く、本日まで気落ちしておりました。

が、被災された方々のご苦労と、救済される方々の頑張りを思うと、

温かな部屋で普通に暮らしている私は、

頑張るしかないのだと思い、書き始めました。

とても遅くなりましたが、本年も宜しくお願いいたします。

 

1月12日。体調が悪い猫3匹を病院へ。

お正月に、テンカン発作を起こした羽ちゃん。

痙攣は短時間でしたが、痙攣後、眠る時間が長くなり、

数日間、食欲が落ちたので心配しました。今、死なれたら私が落ち込む。

口内に痛みがあるので、痛み止めの注射。ついでに尿路結石をエコーで見てもらう。

石は完全に消えていました。療法食のお陰です。ご寄付をありがとうございました。

仰向け大好きな羽ちゃん。静かな空間で静かに扱えば採血も大丈夫。

余裕の採血。検査結果は悪いところ無し。よかったです。

痙攣が長時間になった時のための坐薬(痙攣止め)をもらいました。私の心の準備のため。

↓黒猫ママちゃんの、口内のシコリがまた大きくなりました。これで3回目。

痛みはないようで、食欲は落ちないのですが、このままでは可哀想。

13日に除去手術で、翌日無事退院。今は預かりさん宅で療養中です。

元気に食べているそうです。

やっと安心できる場所で、静かに暮らせます。

ママは穏やかな性格で譲渡可能な猫でしたが、身体が小さく心配で出せなかった。

↓そして月に一度、口内の痛みを止める注射を打っていた、親娘猫。

娘猫がエイズ発症となりました。貧血がかなり進んでおり、もう長くはないです。

まだ食べる元気があるので、好きな食べ物を食べさせ、このまま看取ります。

辛いけど、私が乗り切るしかない。気持ちは重いですが頑張ります。

多分、看取りは私の癌の原因の一つかもしれない。看取りした数140匹以上かな。

看取りに慣れはないです。後悔のない看取りを心がけています。

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在91名のサポーター、マンスリー218、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢猫の治療と看取りが続く

2023-12-20 15:53:01 | 高齢猫の治療と看取りが続く

寒い日が続いておりますが、皆様のご支援のお陰で、暖かな部屋で

猫たちは質の良いフードやオヤツを食べ、平穏に暮らせております。

ありがとうございます。本当に心から感謝しております。

 

自分の体調(胃癌の治療中)が、急に悪くなることを想定して、

月に一度は気になる猫を、獣医さんに連れて行っています。

高齢の猫は少しずつ痩せていくし、毛艶が悪くなっていきます。

次は、どの子が死ぬんだろうかと、日々思ってしまいます。

看取りは、数重ねても慣れないです。死が悲しいのではなく、

苦しみなく見送りたいので、すごく気を使います。今も一匹、看取りの最中です。

 

気になる猫は検査して、どこが悪いのかを知っているだけで、私の気持ちが落ち着くのです。

だから可能な限り、病院に行きます。

一度に、連れて行ける数は3匹か4匹。石神井に住んでいた時期に長く、

お世話になっていた獣医さんに通っています。

一度に多くの猫を見て下さる先生は、他にいないと思います。

人馴れしていないビビリの猫ばかりで、診察は大変なのです。時間もかかります。

12月15日診察↓

肝臓の数値は高いけれど、エコーで見ても異常がない。

ご飯は食べているから、このまま様子見。

同じく12月15日に診察↓

毎月、親娘セットで連れて行ってます。二匹はタクシーの中で、ずっと鳴くし

母猫は必ずキャリーバッグの中でウンチします。運転者さんに申し訳ない。

12月1日に受診↓ 今は元気に、ご飯を食べています。

この子が唯一、譲渡可能な人馴れしている穏やかな猫です。

縁があれば、譲渡するつもりです。すごい食いしん坊です。

僕ちん、推定で6か7歳。飼いやすい猫です。7キロあります。でかい!

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在90名のサポーター、マンスリー210、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする