三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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保護子猫の値段は?

2017-11-24 14:53:51 | 保護猫たち
知人から電話があり。
「友達が猫を飼いたいのだけど、子猫はいる?」

「この時期に子猫なんかいるわけないじゃん!来春!来春!」と私。

その2日後、ある猫ボラさんから電話きました。
「自宅前の道路に子猫がいる。どうしようか。
このままでは、車にひかれる。」

笑いました。保護するのが当たり前ですね。貰い手は決まったと同じ。
この子です。保護時700グラム。生後3ケ月くらいでしょうか。
おとなしいサビ子猫。親からはぐれたか。捨てられたかは不明。



11月10日に保護。すぐに病院に運ぶ。
下痢がひどく検便の結果、コクシジウム(寄生虫)有り。
一回の服用で、それが落ちる薬が発売されたとかで注文してもらう。
その薬を飲んだのが14日。そこから子猫の体調が崩れていったのです。
薬のせいだけでなく、フードの与え過ぎと、猫のオモチャの一部を食べた疑い有り。
下痢と吐き気で食べなりました。100グラム増えていた体重が元に戻り
そして低体温となる。焦りました。このままでは死ぬ。点滴通いが続きました。
福田、久しぶりの子猫でも緊張感がなかった。猛反省!
保護時、外出が多く、子猫に置きエサをしていたのがダメでした。
1日4〜5回、少量のフードを時間を決めて与える飼育に戻しました。
そして復活。今日トライアルにでました。
福田の家から自転車で数分のお家。ありがたいです。
地元での活動ができて幸せ!もう遠方への活動は無理です。




ケージも用意していただきました。
先住猫さんがいるので、しばらくケージ飼いしていただきます。
小さな身体で、どして道路にいたのだろうか。
兄弟はいないのだろうか。母猫は?考えるだけで心が痛い。
サビちゃんハッピー!外は寒いよ。




さて、本題です。
子猫保護で、どれだけのお金が掛かるのでしょうか。
保護した日は、約9千円でした(パルボ検査、ノミ取り、ウィルス検査)
それから始まった通院費用の合計は約1万円。
下痢のため良いフードを購入した金額は約4千円。
他消耗費品(トイレ砂等)。保護して2週間でなんと2、5万円。

これからワクチン2回で7千円。もう一回の駆虫が千円。
貰い手つかなければ、避妊手術代も加算される。
子猫1匹の保護に、私は一匹に5万をみます。5万は最低にみての金額。
3匹なら15万円。5匹なら25万円。
保護依頼される方に、その金額を知ってほしい。
医療費の負担をお願いすると、依頼される方の多くが

「えーーーー!お金が掛かるのですか!」と、驚きます。
そうです。お金が掛かるのです。貰い手がつけば良いですが、
つかない場合はですね〜

「私が飼うのですよーーーー!」と福田は心の中で絶叫していました。

今回のサビちゃんは、保護依頼者がボラさんだから、医療費は全額負担して
いただけました。ボラさんが生んだのではない。たまたま遭遇しただけで、
万札が飛ぶのです。そういう世界なのです。猫ボラ界は。
一匹の猫を幸せにするために、どれだけの手間とお金をかけているか。
分かりますか?

サビ子猫ちゃんの里親希望の方には、医療費の負担をお願いしてあります。
快く了解していただきました。正式譲渡の時に頂きます。
その金額は、そのまま保護依頼者にお返しします。
トライアルが成功しますように!











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