三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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マコちゃんと豆次郎のこと

2020-12-29 11:42:28 | 保護ねこを看取るとき
マコは白い綺麗なお猫さんでした。2009年6月の保護。推定1歳でした。
若い雌猫が子猫を産んだ。餌やりさんから保護を頼まれた。
理由は餌をあげている場所の住人から苦情がでたから。
「餌やるなら連れていけ!連れて行かないなら駆除する!」と脅される。よくあるパターン。
困った餌やりさんは、犬の散歩で出会う私に「飼って欲しい」と頼んできた。
当時、私は裕福で時間もありました。本格的な地域猫活動を開始する前で、子育ても終わり、
仕事も一段楽をしていた時期で、ゆったりと生活しておりました。
当時の三太郎一家・福猫はどの子!PART3の説明文。
《自宅飼猫18匹、事務所猫6匹、保護猫5匹。お世話する地域猫は約30匹。
猫まみれの生活は、日々、ドラマの連続です~~~》

今に比べれば余裕の数ですね。この時期、今の私の生活、猫の数なんか想像できていませんでした。
当時、自宅マンションの隣の部屋を借り、会社の事務所にしており、そこで飼う猫を事務所猫と呼んでおりました。
通勤時間ゼロ。会社の仕事は経営だったので、パソコンがあればできる仕事でした。
本当に嵐の前の静けさそのものの生活。ここから事務所猫、自宅猫がどんどん増えていったのです。

保護して1年くらいのマコの写真です。触れない猫でしたが、他の猫とは上手く付き合っていける大人しい猫でした。
若くして母猫となりましたが、子猫が子猫を産んだ基本は子供。よく走り、おもちゃで遊んでいました。
無邪気なマコを見て、母猫も子猫も同じ。両方、保護するのが当たり前という考えになっていったのです。
https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10677389533.html?frm=theme


マコの子供の黒猫の豆次郎(子猫の時の写真)。豆次郎は4兄妹でしたが2匹は私のところに来る前に死亡。
白猫から黒猫が生まれる。不思議ですね。当時、若い黒猫を多く保護しており、その子達と一緒に育てました。
https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10336633603.html?frm=theme


豆次郎は重病で入院して助かった。もう一匹生き残った、マコと同じ白猫のミルクちゃんは健康でした。
すぐに猫友達に譲渡でき、今も元気に暮らしています。昨日、久しぶりに連絡をして写真を送っていただきました。
病気一つせず、幸せに暮らしています。マコによく似ていますね。可愛い!長生きしてね!


マコ家族を保護して10年余りが経過。
今年の8月3日に豆次郎死亡。12月19日にはマコちゃんが死亡。豆次郎は口内の炎症が強く衰弱。
抜歯手術の予定を入れていましたが急激に貧血が進み、手術できませんでした。
マコちゃんは、ここ2年くらいで毛艶悪くなり、ご飯は食べていましたが痩せてきており、食べなくなって
数日で死亡。最後までトイレには自力でいっていました。まだ12歳。家猫としては早い死かもしれない。
多頭飼いでなければ長生きできたかもしれない。ごめんね。救いは二匹とも最後、苦しむことなく安らかだったこと。
マコと豆次郎は一緒に暮らした期間は短く、親子としての認識はなかったと思っていました。
同じ年に死ぬとは不思議。豆次郎が死んだ頃からマコちゃんは、段々と弱ってきましたから。
親子、兄妹、仲良しの猫同士は相方がいなくなったら探します。泣いて探す子もいれば、静かに歩きまわる子もいる。
いないと分かるのか忘れるのか、そのうち元気がなくなります。私の経験では大体、3ケ月で後を追います。
今年も多く看取りました。仲良しの猫の後を追った子もいました。また思い出を書いてみます。



《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/







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