前回の続きです。自分の受けた治療内容を書きますが、私の癌は手術はできない、
ステージ4の進行癌です。余命は半年(何もしなければ)、抗がん剤治療を受けることで
1年の延命できるカモ(個人差がある)
カモと書くのは、今の主治医には、どのくらいの延命ができるのかは聞いていませんので。
来年の1月中旬には内視鏡検査の予定なので、癌の様子が分かると思います。
その時に余命は延びたのか、質問してみます。
胃癌の初期で治療された方とは、私の治療法は違うと思います。
自分の体験を書くだけです。なので全てが正しいと思わないで下さいね。
本当に、ご参考までにです。
このオプジーボ➕化学療法には3種類の方法がある。
11月1日入院。1回目、2回目(2週間がワンクール)の抗がん剤治療を終えて退院しました。
入院時は、胃の中にある腫瘍から出血があり、貧血が進んでおりました。
腫瘍からの出血を止めるためには絶食をします。飲んで良い物は、薬と少量の水だけ。
24時間の点滴をしているので、だるさとか、極端な空腹とか喉の渇きはありませんが、
毎日、体重が落ちるので、身体も気分も重くなります。食べたいと言う気持ちは、日々高まり、
絶食4日目くらいから回診して下さる先生に、「お腹が空きました」と連呼してました(笑)子供か!
この辛い絶食期間と、抗がん剤1回目投与は同時進行でした。初めての抗がん投入への恐怖と
どんな副作用が起きるのかの不安で、精神的に辛かったです。しかし、
主治医(医師4名のチーム)の先生、チームの先生、看護師さん、薬剤師さん。
皆様がきちんとサポートして下さるので辛いことは、ひとつずつクリアーできたのです。
絶食中でも、胃壁を守るための薬は飲むのですが、4日目あたりで飲めなくなりました。
薬と水の匂いで、吐き気がくるのです。その旨を伝えて、飲み薬は中止。
抗がん剤の投与(1回目は腕からの点滴で入れていた)合間に、
吐き気止め薬を点滴で入れてもらい、吐き気は一回だけで終わりました。
食事が始まってからは、毎食前に、吐き気止めの錠剤を飲んでいたので、
食欲不振も吐き気もありませんでした。あったのは下痢と便秘、倦怠感、血圧低下。
これらも抗がん剤の副作用です。
1回目の抗がん剤で、自分の体調がどうなるかが分かったので、2回目は気持ちは楽でした。
絶食は6日で終わり、三分がゆを食べていたので、だるさも無くなりました。
食事を全て完食していたので、すぐに五分がゆとなり、おかずの多い食事が取れ
病院の食事が美味しくて、本当にご飯が楽しみでした。
体重減少も止まり、大きな副作用もなかったのですが、問題は便秘でした。
ビロウな話になるので、また別で書きます。
(すごい重症な便秘は帰宅後、ノンアル米麹の甘酒で完治したのです)
私の治療法は、通常は入院しないで外来で行います。
3種類の薬と吐き気止めの薬は、約2時間半で投入完了ですが、
後の1種類の投与には46時間を必要とします。
46時間だと入院しての投入ですが、抗がん剤を投入しながら帰宅できる方法があるのです。
別名、抗がん剤お持ち帰りポンプ。びっくりしますよね!
これは私では説明は不可能です。また新しい方法です。
理解できましたでしょうか?
お産以外入院したことのない私が、短期間で最新医療を体験しました。
驚きの連続でした。採血以外、全てが初めての経験で入院中は気を張ってました。
自宅に帰ってから、その疲れが出ているのでしょうか。とにかく横になるとすぐ眠れます。
でもなぜか2時間で目が覚める毎日です。
何時に寝ても夜11時、夜中2時半、朝の4時前に目が覚めるのです。
続けて5時間は眠りたいのですが、熟睡していても目が覚める。
そして筋力低下はキツイです。まだ動きが悪いです。日々、筋肉痛が残ります。
スローペースで休み休み、猫のお世話をしております。
あー大変、大事なこと書き忘れ。
先週の木曜日が、3回目の抗がん剤の日でしたが、なんと白血球の数値が
かなり下がっていて、抗がん剤投入は延期となりました。
免疫力の低下です。これも副作用の一つ。
まだまだ闘病生活は続きます。人混みには一切でていません。
食料もネットでまとめ買いして、家に籠り、筋力が戻るよう掃除の毎日です。
また書きます!
私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。
現在90名のサポーター、マンスリー210、000円(支払い手数料含む)です。
シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。
一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。