店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

電送人間

2011-09-12 19:19:17 | Weblog
ディアゴスティーニ東宝シリーズも、そろそろ終りに近づいてきたわけなんだけど、この作品なかなかツッコミどころがあるような気が・・・。
 全体がミステリー仕立てなんですけれど、①犯行現場から遺留品を勝手に持ち出しちゃいかんよ桐岡君。②しかもアンタ仕事の担当も部門外でしょ。
 鶴田浩二が若い。しかもお肌ツルツル。しかも晩年みたいに軍国主義ががってないし。
 宝田明もかわいかったけど、この人の女性へのアプローチぶりはカワイイ。
 で、舞台が軍隊キャバレー「大本営」になると、これがまたレトロ感たっぷり。
 そんなことしてると、「懲りてない」(だから戦争やっても平気)って、どこかの誰かにつけこまれますよっ!
 と言いたくなるほと鼻の下伸ばしっぱなし。
 まあ、あのセーラー服の衣装、セクシーかつカワイイんだけどね。
 なんだ、コスプレ、イメクラって昔からやってんだ。
 人間ってさぁ、昔から「非現実」スキなんだよ。
 特に過ぎた過去はさぁ、その当時のきっつい思いと乖離して、後日振り返るとなんか美化したくなるんだよ・・・あ~ヤダヤダ。
           ↑
   この言葉は、おいらにも当てはまるかもしんない。(反省)

 それもこれも皆「古き良き時代」だかになんだろうけどね。
 ああ、のどかだ。昨今の刑事ドラマにはないこのまったり感。
 一番悲惨なのは仁木博士だ。
 戦争終結のどさくさに紛れてひどい目に逢い、なまじ卓越した才能を持ってたせいで生き残ってさらにひどい目に。いくら覚悟のうえとはなぁ・・・。
 そう考えると、主犯けっこうサイテーかもしれません。
 ⑤地元の警察の人間、説明的に出てきただけ
・・・なんてことを忘れるぐらいに。
 
  


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