麻生三郎展に行きました。
名前と作家に対するイメージは持っていたつもりですが、今回作品を多数観ることができ「こんなに魅力的な作家だったんだなぁ~」と知りました。
麻生三郎の作品は年代とともにどんどん変化していきますが、私は「赤い空」のシリーズの直前の作品と直後の作品に興味を持ちました。
家族のかかわり、大人と子供のかかわり、男と女のかかわり。そして社会とのかかわり。 麻生はそのかかわりのなかに、自己と人間の存在を問おうとしていたように感じます。
「かかわり」
現代の私たちにとっても何とも難しい命題です。
消えて無くなりそうな自分と確かにここに居る自分・・
ときどき泣きたくなるような作品に出会える展覧会でした。
※ 麻生三郎展 見つめる眼 見つめかえす眼
6月12日(日)まで 愛知県美術館
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