今週は佐橋の通院もあるので、少し早めに展覧会の準備を始めています。
といっても、色々やらなければならないことがあって、なかなか前に進んでおりませんが(;^_^A
今日はまた一段と暑く、「容赦ない」という感じですね。
季節外れと思っていた印象の雪景色が、大変良い仕事をしてくれて、なんとも涼しげなので、今日はこちらの作品をご紹介しようと思います。
堂本印象の作品を長く見てきたつもりでおりますが、「雪景色」というのを初めて見ました。
私だけでなく、どうやら40年近く画商さんをしている佐橋も、50年近く画商さんをされている先輩も「はじめてみた!」というのですから、かなりの珍しい題材、作品なのだと思います。
枝えだが、少しピンクがかっていますので、早春の風景か?と思いますが、空と水の青が美しく、透明感のある印象らしい作品です。
落款は、印象の最晩年の制作作品の目安となる「ひげ落款」。
私はこの落款にさえ、この画家の円熟味を感じます。
うだるような暑さに「雪景色」
勿論冷房がきいているお部屋にいるからこその鑑賞ですが、なかなか良いものだとおもいます。
堂本印象 紙本・彩色 5号 「晴雪」 共シール 55万円
この作品について、お送り申し上げましたご案内に記載ミスがございました。正しくは上記の通りでございます。訂正し、お詫び申し上げます。
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