つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

今日の佐橋美術店

2022年06月29日 | 堂本印象
今週は佐橋の通院もあるので、少し早めに展覧会の準備を始めています。

といっても、色々やらなければならないことがあって、なかなか前に進んでおりませんが(;^_^A

今日はまた一段と暑く、「容赦ない」という感じですね。

季節外れと思っていた印象の雪景色が、大変良い仕事をしてくれて、なんとも涼しげなので、今日はこちらの作品をご紹介しようと思います。








堂本印象の作品を長く見てきたつもりでおりますが、「雪景色」というのを初めて見ました。

私だけでなく、どうやら40年近く画商さんをしている佐橋も、50年近く画商さんをされている先輩も「はじめてみた!」というのですから、かなりの珍しい題材、作品なのだと思います。

枝えだが、少しピンクがかっていますので、早春の風景か?と思いますが、空と水の青が美しく、透明感のある印象らしい作品です。

落款は、印象の最晩年の制作作品の目安となる「ひげ落款」。
私はこの落款にさえ、この画家の円熟味を感じます。



うだるような暑さに「雪景色」
勿論冷房がきいているお部屋にいるからこその鑑賞ですが、なかなか良いものだとおもいます。





堂本印象 紙本・彩色 5号 「晴雪」 共シール  55万円

この作品について、お送り申し上げましたご案内に記載ミスがございました。正しくは上記の通りでございます。訂正し、お詫び申し上げます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山口薫 | トップ | 小茂田青樹  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

堂本印象」カテゴリの最新記事