一流って…？

そもそも「一流」って何でしょう？
「一流の選手」「一流の芸能人」「一流の技術者」…僕達は普段からこれらの言葉を使っていますけど、その意味する中身は何でしょう？一流と二流の境界はどこに？ちょっと考えただけで、実はあやふやなものであることに気付きます。
スポーツなら、記録に現れるかもしれません。では料理は？美味かどうかの判断は、食べた人間の主観的な色合いが強い気がします。誰も他人の嗜好を否定することは出来ません。濃い味が好きな人、甘口の人、素材重視の人…様々であり、一概にとやかく言えないと思います(場合によっては健康上の問題を指摘はできるでしょうが)。
芸事になると、尚更あやふやです。先日テレビで玉三郎さんの舞台を見て、その美しさに心を打たれました。あの方が一流であることに異論はないと思いますが、では一流歌舞伎役者と二流とを分ける線はどこにあるのでしょう？
昔の日本映画が好きでよく見るのですが、三船敏郎さんや仲代達矢さんなど、居るだけでその場の空気を変えてしまう方がいますが、あの方達と他の俳優を分け隔てるポイントは、どこにあるのでしょう？
さあ、分からない。

取り敢えず、仕事に行く時間です。