今日、7月22日(水)、国内では46年ぶりという皆既日食でしたが、
雨のところもあり、せっかく数日前から遠路出かけて用意しても、見ら
れなかった島もあったようですね。
皆さんのところは、部分日食でもご覧になれたのでしょうか。首都圏
のわが家は曇り空で見ることは出来ず、TV中継での皆既日食の模様
を、「もう次は見られないな…」と思いながら見ていました。
レポートは、3日前の7月19日に歩いたカタツムリ歩行の模様です。
=============================
2009年7月19日(日)
カタツムリ歩行の第186回例会に参加した。集合は西武池袋線の
秋津駅。北口と南口があるのだが、全員、乗降者の多い南口に降りた
ようだ。10時過ぎにスタートする。
駅前を南へ、野塩五丁目の住宅地を進む。わずかに残る畑の一角
に、ゴマに似た花が咲いていた。
横の通りに入ると、廃屋があり、崩れかけた壁は木舞(こまい)が
むき出しになっている。
その奥に竹やぶが見えたので回ってみたら、東村山市の緑地保護
区域になっていた。
もとの通りに戻って東北に向かい、駅東側の踏切を越える。秋津駅
北口を過ぎ、東村山市と所沢市の都県境付近の道路を進む。地図上
より、所沢市のエリアが東に入っているようだった。
最初の十字路を右折して東に進むと、「キッコーマス」という名の学生
寮がある。近くの明治薬科大の学生向けのものらしい。
変わった名の学生寮だなと思いながら進むと、かすかに醤油の香り
のする古い大きな建物がある。背後には太いケヤキが数本立つ。
表の方に回ってみたら、道路を挟んだ両側は「キッコーマス」の醤油
工場跡。
敷地の隅に、醤油を入れるカメが置いてある。
これで学生寮の名のナゾも解けた。廃業したのは近年のことらしく、
敷地の一角を駐車場や学生寮に転用したらしい。
その先の民家の庭先に、ごつごつした実の下がる柑橘の木がある。
なんの実なんだろうか…。
台地から北に下り、右に斜面林を見ながら都営野塩団地内を東端ま
で進む。団地に続く明治薬科大の南側を回って行くと、車道と歩道を
仕切る敷石のところどころに飾りがある。
こちらが、明治薬科大の正門を入ったところ。
近くの空堀川(からぼりがわ)の梅坂橋を渡る。
川の右岸、斜面林の下には「柳瀬川回廊」と記された遊歩道が設け
られている。橋の傍らに、あまり見たことのない花が咲いていた。
ご一緒したjunjunさんからのメールでは、ニガクサではないかとの
こと。ネットの花の図鑑で調べたら、どうもそのようだ。
清瀬四中の西側を進んで、新しい大きな仁王像が立つ円福寺へ。
境内は広くて木々も多い。まず階段を上がって薬師堂に参拝。そば
に「ビワかけの松」というのがあるようだが見つからなかった。
薬師堂の前に、コンクリートの円筒に祭られたお地蔵さんが、階段下
には重そうな石造りの摩尼車(まにぐるま)が二つあり、いずれもほか
ではない珍しいもの。
大きな本堂は新しく、その前に背の高いイチョウの古木が大きく枝を
広げていた。
開山四百年を記念して立てたという三重塔はさらに最近のもののよう
で、柱や壁面の白木は真新しく光っている。
これもピカピカの新しい山門を出て、南側の広葉樹林に付けられた
遊歩道を進む。薄暗い林の中に、ノカンゾウかキツネノカミソリのよう
な花が咲いていた。
林が尽きた西武池袋線の線路際にある八幡神社が今日のゴール、
12時10分に着いた。
神社の境内もうっそうとした広葉樹に囲まれ、りっぱな桜やモミジな
ども繁る。
蚊に食われながら昼食を済ませ、社殿の前で記念撮影とミーティング
をして、13時前散会となった。
かなり蒸し暑いので午後の寄り道・回り道は止め、駅に向かう。空堀
川を渡って野塩一丁目に入ると、三差路に大きな地蔵さんが立っていた。
西武池袋線秋津駅から、二つ先のわが家の最寄り駅、西所沢に向かう。
(天気 薄曇り、距離 4㎞、地図(1/2.5万) 所沢、歩行地 東村山市、
所沢市)
雨のところもあり、せっかく数日前から遠路出かけて用意しても、見ら
れなかった島もあったようですね。
皆さんのところは、部分日食でもご覧になれたのでしょうか。首都圏
のわが家は曇り空で見ることは出来ず、TV中継での皆既日食の模様
を、「もう次は見られないな…」と思いながら見ていました。
レポートは、3日前の7月19日に歩いたカタツムリ歩行の模様です。
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2009年7月19日(日)
カタツムリ歩行の第186回例会に参加した。集合は西武池袋線の
秋津駅。北口と南口があるのだが、全員、乗降者の多い南口に降りた
ようだ。10時過ぎにスタートする。
駅前を南へ、野塩五丁目の住宅地を進む。わずかに残る畑の一角
に、ゴマに似た花が咲いていた。
横の通りに入ると、廃屋があり、崩れかけた壁は木舞(こまい)が
むき出しになっている。
その奥に竹やぶが見えたので回ってみたら、東村山市の緑地保護
区域になっていた。
もとの通りに戻って東北に向かい、駅東側の踏切を越える。秋津駅
北口を過ぎ、東村山市と所沢市の都県境付近の道路を進む。地図上
より、所沢市のエリアが東に入っているようだった。
最初の十字路を右折して東に進むと、「キッコーマス」という名の学生
寮がある。近くの明治薬科大の学生向けのものらしい。
変わった名の学生寮だなと思いながら進むと、かすかに醤油の香り
のする古い大きな建物がある。背後には太いケヤキが数本立つ。
表の方に回ってみたら、道路を挟んだ両側は「キッコーマス」の醤油
工場跡。
敷地の隅に、醤油を入れるカメが置いてある。
これで学生寮の名のナゾも解けた。廃業したのは近年のことらしく、
敷地の一角を駐車場や学生寮に転用したらしい。
その先の民家の庭先に、ごつごつした実の下がる柑橘の木がある。
なんの実なんだろうか…。
台地から北に下り、右に斜面林を見ながら都営野塩団地内を東端ま
で進む。団地に続く明治薬科大の南側を回って行くと、車道と歩道を
仕切る敷石のところどころに飾りがある。
こちらが、明治薬科大の正門を入ったところ。
近くの空堀川(からぼりがわ)の梅坂橋を渡る。
川の右岸、斜面林の下には「柳瀬川回廊」と記された遊歩道が設け
られている。橋の傍らに、あまり見たことのない花が咲いていた。
ご一緒したjunjunさんからのメールでは、ニガクサではないかとの
こと。ネットの花の図鑑で調べたら、どうもそのようだ。
清瀬四中の西側を進んで、新しい大きな仁王像が立つ円福寺へ。
境内は広くて木々も多い。まず階段を上がって薬師堂に参拝。そば
に「ビワかけの松」というのがあるようだが見つからなかった。
薬師堂の前に、コンクリートの円筒に祭られたお地蔵さんが、階段下
には重そうな石造りの摩尼車(まにぐるま)が二つあり、いずれもほか
ではない珍しいもの。
大きな本堂は新しく、その前に背の高いイチョウの古木が大きく枝を
広げていた。
開山四百年を記念して立てたという三重塔はさらに最近のもののよう
で、柱や壁面の白木は真新しく光っている。
これもピカピカの新しい山門を出て、南側の広葉樹林に付けられた
遊歩道を進む。薄暗い林の中に、ノカンゾウかキツネノカミソリのよう
な花が咲いていた。
林が尽きた西武池袋線の線路際にある八幡神社が今日のゴール、
12時10分に着いた。
神社の境内もうっそうとした広葉樹に囲まれ、りっぱな桜やモミジな
ども繁る。
蚊に食われながら昼食を済ませ、社殿の前で記念撮影とミーティング
をして、13時前散会となった。
かなり蒸し暑いので午後の寄り道・回り道は止め、駅に向かう。空堀
川を渡って野塩一丁目に入ると、三差路に大きな地蔵さんが立っていた。
西武池袋線秋津駅から、二つ先のわが家の最寄り駅、西所沢に向かう。
(天気 薄曇り、距離 4㎞、地図(1/2.5万) 所沢、歩行地 東村山市、
所沢市)