2015年11月3日(火・祝)
3日目は初日同様に快晴となり、中央会場にもたくさんの参加者が訪れました。多少右
膝に違和感があるのが気がかりですが、20㎞コースを歩くつもりで中央会場を8時38
分にスタートしました。
東松山の市街地を西南西に進み、5㎞地点の唐子(からこ)中央公園へ。今日は第38
回唐子地区商工祭を開催中で、ウオーカーのほか地元市民などで賑わっています。
ステージ前では、小学生が空手の模範演技を。
西側のグランド脇では、例年通り湯茶接待コーナーが設けられていたので、お茶と梅干
しをいただきました。
NHK朝ドラへの採用を目指して署名活動中の、地元唐子が舞台の児童文学「天の園」
の文学碑前を通過し、台地を南に下る途中、地元の方がカキやユズを販売していました。
その先、10㎞コースとの分岐では少し迷いながらも20㎞コースに入り、東松山市浄
水場前を東に抜けて広々とした駒形公園の草地へ。
草地から都幾川左岸堤防に回り、篠竹の間を抜けて都幾川の沈下橋、おとうか橋を渡り
ました。
南側の高本集落に入って高本峠に向かいます。
今日は、県内の航空自衛隊入間(いるま)基地では航空祭を開催中で、基地に向かうジ
ェット機の編隊が時々上空を通過しました。
高本峠へは、林間の上りですがかなりの傾斜でペースが上がりません。
峠を越えて愛弘学園の横を下り、西側に緩やかな傾斜の谷地田を見ながら岩殿(いわど
の)集落へ。
集落の民家で、庭に実った甘柿を販売していたので、1袋(4個入りにおまけ1個をつ
けてくれて100円)買いました。
古くは坂東三十三観音巡礼者で賑わったという、岩殿観音への門前の通りを上がります。
不動堂のそばのウメモドキが、実をいっぱいに。
20㎞コースは、岩殿観音への石段は上がらずに横の車道を進むのですが、久しぶりに
石段を上がると、右手にかやぶき屋根の鐘楼が残っていました。
鐘楼は元禄15年(1702)の再建で東松山市指定有形文化財、銅鐘は元享2年
(1322)の鋳造で埼玉県指定有形文化財です。
坂東三十三観音第10番霊場の正法寺本堂、岩殿観音の名で知られ、古くから巡礼者が
たくさん訪れています。
西側には、イチョウの古木が太い幹を伸ばしていますが、まだ黄葉に彩られるのは少し
先のよう。
樹齢は700年を越えると推定され、天保年間(1830~44)に記された「正法寺
縁起」にも描かれているとか。東松山市指定天然記念物です。
正法寺が、今日の22㎞中の10㎞地点、11時15~21分に立ち寄りました。
南側の物見山公園に上がり、そばの埼玉県平和資料館の館内を通過します。向こうに見
える白い塔は、平和資料館の展望塔。今日は上がるのは省略しました。
平和資料館のエントランスを出たすぐ先、下り階段上のモミジはいつも見ごろなのです
が、今年は少し早めのよう。
下の駐車場が20㎞コースのチェックポイントなので、チェックのシールをもらいます。
石坂ゴルフ倶楽部に沿って南東に下り、東に回り込んで第39回文化祭、鳩山祭を開催
中の東京電機大の鳩山キャンパス前を通過しました。
いつもは「寄っていって下さい」と学生さんの呼び込みがあるのですが、今年は静か。
毎年昼食地にしている千年谷公園に12時16分に入り、100円の募金をしてトン汁
をいただき、広い芝生広場にシートを広げて昼食に。
南側の舞台では第39回東松山民俗芸能祭を開催中で、市内各地の郷土芸能グループが
次々に熱演熱唱を続けていました。
初めて見た麦打ち歌のグループ。
10月は暖かい晴天が続いたためか、園内の黄葉、紅葉ももう少し先になりそう。
12時54分に千年谷公園を後にしました。ゴールまで残りあと10㎞です。
車道に出て北へ、右カーブして関越自動車道の上を通過します。高坂駅に向かう中通り
には、高田博厚氏のブロンズ彫刻が34体続いています。
高坂駅構内を東に抜けて駅周辺を拡幅している県道344号を横断し、七清水せせらぎ
歩道へ。
その先は都幾川の支流沿いの「川風の散歩道」と呼ぶ遊歩道を進んで、都幾川を渡る国
道407号バイパスの新東松山橋南詰めに上がります。
橋からは、西方に比企の名山、笠山や上州南部の山並みが望まれます。
笠山
北方には上毛三山の一つ、赤城山が。
その右手には日光連山らしいのも。
西北はるか、白い2階建て建物の上にかすかに浅間山が望まれました。
北からの向かい風の強い、広々とした田んぼの間の国道407号バイパスを北進して、
下野本(南)交差点を渡り、北西に延びる細い流れ沿いのあぜ道に入ると、第10回野本
かかし祭コンテストを開催中。
ここにも、梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞を祝う横断幕が。
ちなみに、梶田先生はここ野本地区のご出身。今日はノーベル賞受賞に先立ち、皇居で
文化勲章を受章されたのは皆さんご存じの通りです。
下野本(南)交差点の東北側すぐ近くに、梶田先生が卒業された野本小があります。
国道254号の陸橋下を北に抜けて東松山駅東口を通過し、ゴールの中央会場には15
時7分に着きました。
南側のステージでは、15時からの完歩式典が始まっていて、大会実行委員長の中村幸
一東松山市教育長から、3日間の参加者数の発表がありました。
昨日までの参加者数のボード。
今日の参加者数は31,946名と発表され、3日間合計では76,201名とのこと。
会場内は昨日とはうって変わり、どこも大変な賑わい。
私もなんとか3日間完歩することが出来、通算で21回目となる3日間完歩のバッジを
いただきました。
(天気 快晴、距離 22㎞、地図 日本スリーデーマーチ地図、歩行地 東松山市、
鳩山町、歩数 38,200)
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3日目は初日同様に快晴となり、中央会場にもたくさんの参加者が訪れました。多少右
膝に違和感があるのが気がかりですが、20㎞コースを歩くつもりで中央会場を8時38
分にスタートしました。
東松山の市街地を西南西に進み、5㎞地点の唐子(からこ)中央公園へ。今日は第38
回唐子地区商工祭を開催中で、ウオーカーのほか地元市民などで賑わっています。
ステージ前では、小学生が空手の模範演技を。
西側のグランド脇では、例年通り湯茶接待コーナーが設けられていたので、お茶と梅干
しをいただきました。
NHK朝ドラへの採用を目指して署名活動中の、地元唐子が舞台の児童文学「天の園」
の文学碑前を通過し、台地を南に下る途中、地元の方がカキやユズを販売していました。
その先、10㎞コースとの分岐では少し迷いながらも20㎞コースに入り、東松山市浄
水場前を東に抜けて広々とした駒形公園の草地へ。
草地から都幾川左岸堤防に回り、篠竹の間を抜けて都幾川の沈下橋、おとうか橋を渡り
ました。
南側の高本集落に入って高本峠に向かいます。
今日は、県内の航空自衛隊入間(いるま)基地では航空祭を開催中で、基地に向かうジ
ェット機の編隊が時々上空を通過しました。
高本峠へは、林間の上りですがかなりの傾斜でペースが上がりません。
峠を越えて愛弘学園の横を下り、西側に緩やかな傾斜の谷地田を見ながら岩殿(いわど
の)集落へ。
集落の民家で、庭に実った甘柿を販売していたので、1袋(4個入りにおまけ1個をつ
けてくれて100円)買いました。
古くは坂東三十三観音巡礼者で賑わったという、岩殿観音への門前の通りを上がります。
不動堂のそばのウメモドキが、実をいっぱいに。
20㎞コースは、岩殿観音への石段は上がらずに横の車道を進むのですが、久しぶりに
石段を上がると、右手にかやぶき屋根の鐘楼が残っていました。
鐘楼は元禄15年(1702)の再建で東松山市指定有形文化財、銅鐘は元享2年
(1322)の鋳造で埼玉県指定有形文化財です。
坂東三十三観音第10番霊場の正法寺本堂、岩殿観音の名で知られ、古くから巡礼者が
たくさん訪れています。
西側には、イチョウの古木が太い幹を伸ばしていますが、まだ黄葉に彩られるのは少し
先のよう。
樹齢は700年を越えると推定され、天保年間(1830~44)に記された「正法寺
縁起」にも描かれているとか。東松山市指定天然記念物です。
正法寺が、今日の22㎞中の10㎞地点、11時15~21分に立ち寄りました。
南側の物見山公園に上がり、そばの埼玉県平和資料館の館内を通過します。向こうに見
える白い塔は、平和資料館の展望塔。今日は上がるのは省略しました。
平和資料館のエントランスを出たすぐ先、下り階段上のモミジはいつも見ごろなのです
が、今年は少し早めのよう。
下の駐車場が20㎞コースのチェックポイントなので、チェックのシールをもらいます。
石坂ゴルフ倶楽部に沿って南東に下り、東に回り込んで第39回文化祭、鳩山祭を開催
中の東京電機大の鳩山キャンパス前を通過しました。
いつもは「寄っていって下さい」と学生さんの呼び込みがあるのですが、今年は静か。
毎年昼食地にしている千年谷公園に12時16分に入り、100円の募金をしてトン汁
をいただき、広い芝生広場にシートを広げて昼食に。
南側の舞台では第39回東松山民俗芸能祭を開催中で、市内各地の郷土芸能グループが
次々に熱演熱唱を続けていました。
初めて見た麦打ち歌のグループ。
10月は暖かい晴天が続いたためか、園内の黄葉、紅葉ももう少し先になりそう。
12時54分に千年谷公園を後にしました。ゴールまで残りあと10㎞です。
車道に出て北へ、右カーブして関越自動車道の上を通過します。高坂駅に向かう中通り
には、高田博厚氏のブロンズ彫刻が34体続いています。
高坂駅構内を東に抜けて駅周辺を拡幅している県道344号を横断し、七清水せせらぎ
歩道へ。
その先は都幾川の支流沿いの「川風の散歩道」と呼ぶ遊歩道を進んで、都幾川を渡る国
道407号バイパスの新東松山橋南詰めに上がります。
橋からは、西方に比企の名山、笠山や上州南部の山並みが望まれます。
笠山
北方には上毛三山の一つ、赤城山が。
その右手には日光連山らしいのも。
西北はるか、白い2階建て建物の上にかすかに浅間山が望まれました。
北からの向かい風の強い、広々とした田んぼの間の国道407号バイパスを北進して、
下野本(南)交差点を渡り、北西に延びる細い流れ沿いのあぜ道に入ると、第10回野本
かかし祭コンテストを開催中。
ここにも、梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞を祝う横断幕が。
ちなみに、梶田先生はここ野本地区のご出身。今日はノーベル賞受賞に先立ち、皇居で
文化勲章を受章されたのは皆さんご存じの通りです。
下野本(南)交差点の東北側すぐ近くに、梶田先生が卒業された野本小があります。
国道254号の陸橋下を北に抜けて東松山駅東口を通過し、ゴールの中央会場には15
時7分に着きました。
南側のステージでは、15時からの完歩式典が始まっていて、大会実行委員長の中村幸
一東松山市教育長から、3日間の参加者数の発表がありました。
昨日までの参加者数のボード。
今日の参加者数は31,946名と発表され、3日間合計では76,201名とのこと。
会場内は昨日とはうって変わり、どこも大変な賑わい。
私もなんとか3日間完歩することが出来、通算で21回目となる3日間完歩のバッジを
いただきました。
(天気 快晴、距離 22㎞、地図 日本スリーデーマーチ地図、歩行地 東松山市、
鳩山町、歩数 38,200)
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