あるきメデス

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第38回日本スリーデーマーチ 第3日 都幾川・千年谷公園ルート(埼玉)

2015-11-04 17:58:19 | ウオーキング
 2015年11月3日(火・祝)

 3日目は初日同様に快晴となり、中央会場にもたくさんの参加者が訪れました。多少右
膝に違和感があるのが気がかりですが、20㎞コースを歩くつもりで中央会場を8時38
分にスタートしました。


 東松山の市街地を西南西に進み、5㎞地点の唐子(からこ)中央公園へ。今日は第38
回唐子地区商工祭を開催中で、ウオーカーのほか地元市民などで賑わっています。


 ステージ前では、小学生が空手の模範演技を。


 西側のグランド脇では、例年通り湯茶接待コーナーが設けられていたので、お茶と梅干
しをいただきました。


 NHK朝ドラへの採用を目指して署名活動中の、地元唐子が舞台の児童文学「天の園」
の文学碑前を通過し、台地を南に下る途中、地元の方がカキやユズを販売していました。
    

 その先、10㎞コースとの分岐では少し迷いながらも20㎞コースに入り、東松山市浄
水場前を東に抜けて広々とした駒形公園の草地へ。



 草地から都幾川左岸堤防に回り、篠竹の間を抜けて都幾川の沈下橋、おとうか橋を渡り
ました。


 南側の高本集落に入って高本峠に向かいます。


 今日は、県内の航空自衛隊入間(いるま)基地では航空祭を開催中で、基地に向かうジ
ェット機の編隊が時々上空を通過しました。


 高本峠へは、林間の上りですがかなりの傾斜でペースが上がりません。


 峠を越えて愛弘学園の横を下り、西側に緩やかな傾斜の谷地田を見ながら岩殿(いわど
の)集落へ。


 集落の民家で、庭に実った甘柿を販売していたので、1袋(4個入りにおまけ1個をつ
けてくれて100円)買いました。

 古くは坂東三十三観音巡礼者で賑わったという、岩殿観音への門前の通りを上がります。
     

 不動堂のそばのウメモドキが、実をいっぱいに。


 20㎞コースは、岩殿観音への石段は上がらずに横の車道を進むのですが、久しぶりに
石段を上がると、右手にかやぶき屋根の鐘楼が残っていました。

 鐘楼は元禄15年(1702)の再建で東松山市指定有形文化財、銅鐘は元享2年
(1322)の鋳造で埼玉県指定有形文化財です。

 坂東三十三観音第10番霊場の正法寺本堂、岩殿観音の名で知られ、古くから巡礼者が
たくさん訪れています。


 西側には、イチョウの古木が太い幹を伸ばしていますが、まだ黄葉に彩られるのは少し
先のよう。
     
 樹齢は700年を越えると推定され、天保年間(1830~44)に記された「正法寺
縁起」にも描かれているとか。東松山市指定天然記念物です。

 正法寺が、今日の22㎞中の10㎞地点、11時15~21分に立ち寄りました。

 南側の物見山公園に上がり、そばの埼玉県平和資料館の館内を通過します。向こうに見
える白い塔は、平和資料館の展望塔。今日は上がるのは省略しました。
     

 平和資料館のエントランスを出たすぐ先、下り階段上のモミジはいつも見ごろなのです
が、今年は少し早めのよう。


 下の駐車場が20㎞コースのチェックポイントなので、チェックのシールをもらいます。


 石坂ゴルフ倶楽部に沿って南東に下り、東に回り込んで第39回文化祭、鳩山祭を開催
中の東京電機大の鳩山キャンパス前を通過しました。

 いつもは「寄っていって下さい」と学生さんの呼び込みがあるのですが、今年は静か。

 毎年昼食地にしている千年谷公園に12時16分に入り、100円の募金をしてトン汁
をいただき、広い芝生広場にシートを広げて昼食に。


    

 南側の舞台では第39回東松山民俗芸能祭を開催中で、市内各地の郷土芸能グループが
次々に熱演熱唱を続けていました。


 初めて見た麦打ち歌のグループ。


 10月は暖かい晴天が続いたためか、園内の黄葉、紅葉ももう少し先になりそう。

 12時54分に千年谷公園を後にしました。ゴールまで残りあと10㎞です。

 車道に出て北へ、右カーブして関越自動車道の上を通過します。高坂駅に向かう中通り
には、高田博厚氏のブロンズ彫刻が34体続いています。



 高坂駅構内を東に抜けて駅周辺を拡幅している県道344号を横断し、七清水せせらぎ
歩道へ。


 その先は都幾川の支流沿いの「川風の散歩道」と呼ぶ遊歩道を進んで、都幾川を渡る国
道407号バイパスの新東松山橋南詰めに上がります。


 橋からは、西方に比企の名山、笠山や上州南部の山並みが望まれます。

   笠山


 北方には上毛三山の一つ、赤城山が。


 その右手には日光連山らしいのも。


 西北はるか、白い2階建て建物の上にかすかに浅間山が望まれました。



 北からの向かい風の強い、広々とした田んぼの間の国道407号バイパスを北進して、
下野本(南)交差点を渡り、北西に延びる細い流れ沿いのあぜ道に入ると、第10回野本
かかし祭コンテストを開催中。
                  

 ここにも、梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞を祝う横断幕が。 

 ちなみに、梶田先生はここ野本地区のご出身。今日はノーベル賞受賞に先立ち、皇居で
文化勲章を受章されたのは皆さんご存じの通りです。

 下野本(南)交差点の東北側すぐ近くに、梶田先生が卒業された野本小があります。





 国道254号の陸橋下を北に抜けて東松山駅東口を通過し、ゴールの中央会場には15
時7分に着きました。


 南側のステージでは、15時からの完歩式典が始まっていて、大会実行委員長の中村幸
一東松山市教育長から、3日間の参加者数の発表がありました。


 昨日までの参加者数のボード。

 今日の参加者数は31,946名と発表され、3日間合計では76,201名とのこと。

 会場内は昨日とはうって変わり、どこも大変な賑わい。




 私もなんとか3日間完歩することが出来、通算で21回目となる3日間完歩のバッジを
いただきました。

 (天気 快晴、距離 22㎞、地図 日本スリーデーマーチ地図、歩行地 東松山市、
  鳩山町、歩数 38,200)





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