2020年2月15日(土)
今日は、毎年この時期にさいたま市内で開催されている写真展と水彩画展、そして県立
文書館の記念企画展の観覧に出かけた。
まずは、JR宇都宮線土呂(とろ)駅で11時20分に下車し、西方1㎞ほどにある北
区役所のある「プラザノース」と呼ぶ建物に向かう。
北へ向かう通りにたくさんボケを植えた畑があり、チラホラと花が。
信号で左折して西へ、東西に長い中層住宅の前は「きたまちしましま公園」と呼ぶ芝生
がいっぱいの公園が続く。
さいたま市北区役所や市立北図書館などのあるプラザノーズへ。
この建物の2階に、最初の目的地『私がみつけた「埼玉の自然」フォトコンテスト 第
34回写真展』会場がある。
会場では、昨年埼玉県内で撮った様々な自然をとらえた写真コンテストの入選・入賞・
招待作品が、あわせて150点近く展示されていた。
貴重な一瞬をとらえた自然現象や動物の動き、季節感あふれる花や樹木や雪、ほのぼの
とした情景、夜の彩りなど、多彩な作品が多かった。
会場は撮影禁止なので、外から見えた辺りを少しだけのぞき撮りしたもの。
下は、会場でもらった案内葉書掲載の昨年の準特選作品
会場の外側廊下に面したウィンドウに飾られた生け花も。
観覧を終えて1階大ホールを一巡した。その一角にある地元大宮を本拠とするサッカー
J2チーム・大宮アルディージャのコーナー。
12時20分頃プラザナースを後にして、同じ道をJR土呂駅まで戻り、12時49分
発上り上野東京ラインの電車に乗り、3つめの浦和駅で下車する。
浦和駅西口にもサッカーの飾り物が。浦和は、Jリーグ1部のレッズの本拠地。ロータ
リーの北西側では、マスコットキャラクター「浦和うなこちゃん」が迎えてくれた。
台座に記された説明によると、浦和のウナギは江戸時代に中山道を通る旅人に提供した
のが始まりのよう。浦和はウナギの蒲焼き発祥の地といわれ、その伝統の味が今も受け継
がれてているとか。
次の会場、浦和駅西口から5分ほどの埼玉会館へ。
地階にある第2展示室で開催中の「水彩画研究会 水繪会 第21回合同作品展」には、
カントリーウオークグループのメンバーTさんが毎年出展されている。
会員の高齢化に伴い会員が減少しているようで、今年は昨年より狭い会場になり、作品
の数もかなり減っている。
今回は、4つの教室のメンバー32人が各々3点(2人のみ2点)ずつ出展していた。
そのほとんどが埼玉県内を描いた作品で、ほかの作品も関東甲信越越地方など、ウオー
キングや旅行で訪ねた場所が多く、懐かしく鑑賞した。
会場を出て、埼玉会館1階ロビーに掲示されていた作品のいくつかも観覧する。
「阿蘇山鳥瞰図」 長田博之
「ヴェニス」 互井開一
「渋沢栄一像」 倉田白羊
「待春」 三浦白琇
14時近くに埼玉会館を出て、西に進んで埼玉県庁構内に東側の門から入り、第1庁舎
北側を西進する。
入口近くにあるのは日時計のよう。
県庁の西北側に抜けて、国道17号周辺で食堂を探したが見つからない。結局、市役所
前交差点から仲町交差点へと回り、中山道を南下する途中で昼食をした。
途中のビルの前に咲いていた白梅
さらに少し先で、西に延びる歩行者専用道を進んで玉蔵院に立ち寄る。
二つ目の山門右手の石に、きれいな生け花が。
その山門を入ると、花時には見事なシダレザクラが楽しめるのだが、まだ枯れ枝のまま。
左手の地蔵堂は安永9(1780)年の建立で、さいたま市指定有形文化財である。
地蔵堂前の紅梅と白梅がもう少しで見ごろになりそうで、かなりの花を見せていた。
その先で埼玉会館前に出て、結局一周して再度県庁構内を西に抜け、国道17号線にあ
る最後の目的地、埼玉県立文書館(もんじょかん)へ。
ここでは、昨年リニューアルされた記念の企画展「鐵道の埼玉 ー明治から現代へー」
を観覧する。
会場は、「プロローグ ー新たなテクノロジーが世界を変えるー」「Ⅰ 延びる線路の
インパクト ー日本鉄道会社と埼玉ー」「Ⅱ 鉄道会社のストーリー ーできた線路/で
きなかった線路ー」「Ⅲ 鐵道とコミュニティ ー新幹線と埼玉ー」「エピローグ ー写
真でふりかえる鐵道の埼玉ー」の五つのコーナーに分けて展示されていた。
展示室内は、珍しく撮影可能になっていたので何点か撮ったが、古い文書や地図などは
文字が小さく不鮮明なものが多いので、見られそうなもののみを幾つか紹介する。
福沢諭吉著「西洋事情 初編」の扉絵
日本鉄道会社設立の裁可書
埼玉県内鉄道交通網略図
東上線沿線の観光案内
川越鉄道の定款
国鉄大宮工場関係資料
大宮工場塗工手伝の辞令
埼京線開業記念入場券
シベリアから帰還した埼玉県民(上野駅)(この中の600名中48名が埼玉県出身)
(昭和23(1948)年5月10日)
15時30分過ぎに観覧を終え、埼玉県立文書館を出た。館前の国道17号線には、
「日本橋から24㎞」の標柱が立っていたが、撮ったのがボケてしまったので省く。
そばの交差点を左折して西進し、台地から下って別所沼公園に北東端入口から入る。
公園を囲むたくさんのメタセコイアはまだ枯れ枝のまま。北側や西側の広場などには、
家族連れなど多くの市民が訪れていた。
別所沼にたくさんいるのはキンクロハジロだろうか・・
公園中央部にも、浦和駅前より小ぶりな「浦和うなこちゃん像」がある。
公園の南側に、24歳の若さで亡くなった詩人で東京帝大卒の建築家としても知られた
立原道造が、建てようとして実現できなかった建物を、私淑する詩人や建築家たちの呼び
かけによる市民運動で2004年に竣工した、「風信子荘(ヒアシンスハウス)」と呼ぶ
小さな建物がある。
その南側に1本だけ立っていた、河津桜(カワズザクラ)がかなり開花していた。
ちなみに昨日のTVでは。本場・伊豆半島河津町の河畔の河津桜は見ごろになったと報
道されていたが、こちらは伊豆よりも気温が低いので、見ごろはもう少し先になりそう。
別所沼公園の南西側から延びる「花と緑の散歩道」と呼ぶ、ソメイヨシノの並木が続く
遊歩道を1㎞ほど進む。
このソメイヨシノも、あとひと月半近くすれば満開の花に覆われるものと思われる。
JR埼京線と武蔵野線の武蔵浦和駅に16時18分に着き、16時23分発府中本町行
き上り電車に乗る。
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今日は、毎年この時期にさいたま市内で開催されている写真展と水彩画展、そして県立
文書館の記念企画展の観覧に出かけた。
まずは、JR宇都宮線土呂(とろ)駅で11時20分に下車し、西方1㎞ほどにある北
区役所のある「プラザノース」と呼ぶ建物に向かう。
北へ向かう通りにたくさんボケを植えた畑があり、チラホラと花が。
信号で左折して西へ、東西に長い中層住宅の前は「きたまちしましま公園」と呼ぶ芝生
がいっぱいの公園が続く。
さいたま市北区役所や市立北図書館などのあるプラザノーズへ。
この建物の2階に、最初の目的地『私がみつけた「埼玉の自然」フォトコンテスト 第
34回写真展』会場がある。
会場では、昨年埼玉県内で撮った様々な自然をとらえた写真コンテストの入選・入賞・
招待作品が、あわせて150点近く展示されていた。
貴重な一瞬をとらえた自然現象や動物の動き、季節感あふれる花や樹木や雪、ほのぼの
とした情景、夜の彩りなど、多彩な作品が多かった。
会場は撮影禁止なので、外から見えた辺りを少しだけのぞき撮りしたもの。
下は、会場でもらった案内葉書掲載の昨年の準特選作品
会場の外側廊下に面したウィンドウに飾られた生け花も。
観覧を終えて1階大ホールを一巡した。その一角にある地元大宮を本拠とするサッカー
J2チーム・大宮アルディージャのコーナー。
12時20分頃プラザナースを後にして、同じ道をJR土呂駅まで戻り、12時49分
発上り上野東京ラインの電車に乗り、3つめの浦和駅で下車する。
浦和駅西口にもサッカーの飾り物が。浦和は、Jリーグ1部のレッズの本拠地。ロータ
リーの北西側では、マスコットキャラクター「浦和うなこちゃん」が迎えてくれた。
台座に記された説明によると、浦和のウナギは江戸時代に中山道を通る旅人に提供した
のが始まりのよう。浦和はウナギの蒲焼き発祥の地といわれ、その伝統の味が今も受け継
がれてているとか。
次の会場、浦和駅西口から5分ほどの埼玉会館へ。
地階にある第2展示室で開催中の「水彩画研究会 水繪会 第21回合同作品展」には、
カントリーウオークグループのメンバーTさんが毎年出展されている。
会員の高齢化に伴い会員が減少しているようで、今年は昨年より狭い会場になり、作品
の数もかなり減っている。
今回は、4つの教室のメンバー32人が各々3点(2人のみ2点)ずつ出展していた。
そのほとんどが埼玉県内を描いた作品で、ほかの作品も関東甲信越越地方など、ウオー
キングや旅行で訪ねた場所が多く、懐かしく鑑賞した。
会場を出て、埼玉会館1階ロビーに掲示されていた作品のいくつかも観覧する。
「阿蘇山鳥瞰図」 長田博之
「ヴェニス」 互井開一
「渋沢栄一像」 倉田白羊
「待春」 三浦白琇
14時近くに埼玉会館を出て、西に進んで埼玉県庁構内に東側の門から入り、第1庁舎
北側を西進する。
入口近くにあるのは日時計のよう。
県庁の西北側に抜けて、国道17号周辺で食堂を探したが見つからない。結局、市役所
前交差点から仲町交差点へと回り、中山道を南下する途中で昼食をした。
途中のビルの前に咲いていた白梅
さらに少し先で、西に延びる歩行者専用道を進んで玉蔵院に立ち寄る。
二つ目の山門右手の石に、きれいな生け花が。
その山門を入ると、花時には見事なシダレザクラが楽しめるのだが、まだ枯れ枝のまま。
左手の地蔵堂は安永9(1780)年の建立で、さいたま市指定有形文化財である。
地蔵堂前の紅梅と白梅がもう少しで見ごろになりそうで、かなりの花を見せていた。
その先で埼玉会館前に出て、結局一周して再度県庁構内を西に抜け、国道17号線にあ
る最後の目的地、埼玉県立文書館(もんじょかん)へ。
ここでは、昨年リニューアルされた記念の企画展「鐵道の埼玉 ー明治から現代へー」
を観覧する。
会場は、「プロローグ ー新たなテクノロジーが世界を変えるー」「Ⅰ 延びる線路の
インパクト ー日本鉄道会社と埼玉ー」「Ⅱ 鉄道会社のストーリー ーできた線路/で
きなかった線路ー」「Ⅲ 鐵道とコミュニティ ー新幹線と埼玉ー」「エピローグ ー写
真でふりかえる鐵道の埼玉ー」の五つのコーナーに分けて展示されていた。
展示室内は、珍しく撮影可能になっていたので何点か撮ったが、古い文書や地図などは
文字が小さく不鮮明なものが多いので、見られそうなもののみを幾つか紹介する。
福沢諭吉著「西洋事情 初編」の扉絵
日本鉄道会社設立の裁可書
埼玉県内鉄道交通網略図
東上線沿線の観光案内
川越鉄道の定款
国鉄大宮工場関係資料
大宮工場塗工手伝の辞令
埼京線開業記念入場券
シベリアから帰還した埼玉県民(上野駅)(この中の600名中48名が埼玉県出身)
(昭和23(1948)年5月10日)
15時30分過ぎに観覧を終え、埼玉県立文書館を出た。館前の国道17号線には、
「日本橋から24㎞」の標柱が立っていたが、撮ったのがボケてしまったので省く。
そばの交差点を左折して西進し、台地から下って別所沼公園に北東端入口から入る。
公園を囲むたくさんのメタセコイアはまだ枯れ枝のまま。北側や西側の広場などには、
家族連れなど多くの市民が訪れていた。
別所沼にたくさんいるのはキンクロハジロだろうか・・
公園中央部にも、浦和駅前より小ぶりな「浦和うなこちゃん像」がある。
公園の南側に、24歳の若さで亡くなった詩人で東京帝大卒の建築家としても知られた
立原道造が、建てようとして実現できなかった建物を、私淑する詩人や建築家たちの呼び
かけによる市民運動で2004年に竣工した、「風信子荘(ヒアシンスハウス)」と呼ぶ
小さな建物がある。
その南側に1本だけ立っていた、河津桜(カワズザクラ)がかなり開花していた。
ちなみに昨日のTVでは。本場・伊豆半島河津町の河畔の河津桜は見ごろになったと報
道されていたが、こちらは伊豆よりも気温が低いので、見ごろはもう少し先になりそう。
別所沼公園の南西側から延びる「花と緑の散歩道」と呼ぶ、ソメイヨシノの並木が続く
遊歩道を1㎞ほど進む。
このソメイヨシノも、あとひと月半近くすれば満開の花に覆われるものと思われる。
JR埼京線と武蔵野線の武蔵浦和駅に16時18分に着き、16時23分発府中本町行
き上り電車に乗る。
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朝夕公園よく散歩いたしました。
昔日の日々思い起こしました。」
埼玉会館でのTさんの水彩画展や、
さいたま市役所でのNさんの写真展など、
浦和周辺に出かける時にはいつも、
別所沼公園を通過しています。