2023年12月8日(金) 〈前半:地下鉄博物館の観覧〉
第2次大戦の開戦から82年になる今日は、初めての地下鉄博物館の観覧に行く。一番
の目的は、3日前から開催中の「丸ノ内線開通70周年展 建設編」である。
なぜかというと、昭和29(1954)年1月20日の開通当日に私は、その丸ノ内線
の最初の開通区間、池袋~御茶ノ水間を記念乗車券で乗車したから。
博物館の紹介前に、まずはその記念乗車券を。最初は当日、池袋~御茶ノ水間を乗車し
た記念乗車券
こちらは、もう1枚買って未使用のもの。
この日は、開通した丸ノ内線に乗るためだけに出かけたので、御茶ノ水駅からは普通乗
車券を買い、池袋駅まで戻ったと思われる。当時は、西武池袋線の練馬駅から10分ほど
の伯母の家に下宿していた。
さて、地下鉄博物館は東京メトロ東西線の葛西(かさい)駅そばにあるので、自宅を9
時22分に出る。西武池袋線で池袋へ、東京メトロ丸ノ内線にて大手町で東西線に乗り換
え、葛西駅には10時59分に着いた。
地下鉄だが、葛西駅の周辺の線路は高架上に敷設されている。
高架下の中央出口を出て、直交する環七通りを横断した東側の高架下が地下鉄博物館。
南側に回り込むと館の入口がある。
無人の売場でチケット(220円)を求め、駅の自動改札口のような入口から館内に入
り、まずは左手へ。
私が長い間、通勤に利用した懐かしい丸ノ内線の301号機。
こちらは、日本最初の地下鉄車両1001号車で国指定重要文化財になっていた。
壁面には、東京の地下鉄の歴史を年代順に掲示している。
「地下鉄の父」と呼ばれた早川徳次氏像
丸ノ内線の車輌内には、入ることが出来る。
この車輌には空調設備があるようだが、初期の車両は扇風機だけだったように記憶して
いる。
経済産業省の「近代化産業遺産」になっている、ターンスタイルの自動改札機
最初の車両、1001号車には入れないが、中をのぞくと。
歴史年表のパネルや古い看板、駅名標、広告など見ながら折り返す。
上野駅
その先の資料や 古い用具、切符、記念乗車券など。
冒頭に紹介した、丸ノ内線池袋-御茶ノ水間の開通記念乗車券(左上)もある。
御茶ノ水駅周辺の地上と地下模型
深夜作業用の軌道モーターカー
現在の東西線の運行状況を表示するモニター
トンネルの掘削に使われた巨大なシールドマシン
館内中央部の一角が、特別展「丸ノ内線開通70周年展 建設編」の展示コーナー。
撮影可能だったが、転用、再利用などの二次利用はお断りだったので、写真や図表など
のアップは止めて、コーナーのイメージのみを紹介する。
パネルは、丸ノ内線の建設、建設で使用された工法、採用された新技術、70年の歴史、
略年表などが、詳細な路線図や写真を中心に展示されていた。
特別展会場の先方や周辺の常設展示も一巡する。
経済産業省の近代化産業遺産に選定されている100形(129号)車両
12時10分過ぎに地下鉄博物館を退館した。
この後は、環七通りを少し南下して西へ、2つの親水公園を巡って西隣の西葛西駅を
目指すことにする。 〈続く〉
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第2次大戦の開戦から82年になる今日は、初めての地下鉄博物館の観覧に行く。一番
の目的は、3日前から開催中の「丸ノ内線開通70周年展 建設編」である。
なぜかというと、昭和29(1954)年1月20日の開通当日に私は、その丸ノ内線
の最初の開通区間、池袋~御茶ノ水間を記念乗車券で乗車したから。
博物館の紹介前に、まずはその記念乗車券を。最初は当日、池袋~御茶ノ水間を乗車し
た記念乗車券
こちらは、もう1枚買って未使用のもの。
この日は、開通した丸ノ内線に乗るためだけに出かけたので、御茶ノ水駅からは普通乗
車券を買い、池袋駅まで戻ったと思われる。当時は、西武池袋線の練馬駅から10分ほど
の伯母の家に下宿していた。
さて、地下鉄博物館は東京メトロ東西線の葛西(かさい)駅そばにあるので、自宅を9
時22分に出る。西武池袋線で池袋へ、東京メトロ丸ノ内線にて大手町で東西線に乗り換
え、葛西駅には10時59分に着いた。
地下鉄だが、葛西駅の周辺の線路は高架上に敷設されている。
高架下の中央出口を出て、直交する環七通りを横断した東側の高架下が地下鉄博物館。
南側に回り込むと館の入口がある。
無人の売場でチケット(220円)を求め、駅の自動改札口のような入口から館内に入
り、まずは左手へ。
私が長い間、通勤に利用した懐かしい丸ノ内線の301号機。
こちらは、日本最初の地下鉄車両1001号車で国指定重要文化財になっていた。
壁面には、東京の地下鉄の歴史を年代順に掲示している。
「地下鉄の父」と呼ばれた早川徳次氏像
丸ノ内線の車輌内には、入ることが出来る。
この車輌には空調設備があるようだが、初期の車両は扇風機だけだったように記憶して
いる。
経済産業省の「近代化産業遺産」になっている、ターンスタイルの自動改札機
最初の車両、1001号車には入れないが、中をのぞくと。
歴史年表のパネルや古い看板、駅名標、広告など見ながら折り返す。
上野駅
その先の資料や 古い用具、切符、記念乗車券など。
冒頭に紹介した、丸ノ内線池袋-御茶ノ水間の開通記念乗車券(左上)もある。
御茶ノ水駅周辺の地上と地下模型
深夜作業用の軌道モーターカー
現在の東西線の運行状況を表示するモニター
トンネルの掘削に使われた巨大なシールドマシン
館内中央部の一角が、特別展「丸ノ内線開通70周年展 建設編」の展示コーナー。
撮影可能だったが、転用、再利用などの二次利用はお断りだったので、写真や図表など
のアップは止めて、コーナーのイメージのみを紹介する。
パネルは、丸ノ内線の建設、建設で使用された工法、採用された新技術、70年の歴史、
略年表などが、詳細な路線図や写真を中心に展示されていた。
特別展会場の先方や周辺の常設展示も一巡する。
経済産業省の近代化産業遺産に選定されている100形(129号)車両
12時10分過ぎに地下鉄博物館を退館した。
この後は、環七通りを少し南下して西へ、2つの親水公園を巡って西隣の西葛西駅を
目指すことにする。 〈続く〉
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神田川の橋梁工事興味深くみさせていただきました。
特に私は、約45年間の通勤ルートの3/4以上を丸ノ内線を利用しており、
企画展が一番の見どころでした。