あるきメデス

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花菖蒲の北山公園と周辺の遺跡や寺院へ(東京・東村山)〈前半〉

2022-06-14 18:16:28 | ウオーキング
 2022年6月8日(水) 〈前半・下宅部遺跡から北山公園〉

 毎年訪れている東村山、北山公園のハナショウブが見頃になってきたようなので、今年
も見に行くことにした。

 西所沢駅から10時27分発西武狭山線に乗り、10時33分に西武球場前駅に着いた。

 3分後の10時36分発西武山口線(レオライナー)↑に乗り継ぐ。

 終点の多摩湖駅には10時43分に着き、北口を10時46分頃スタートする。

 なお、この駅名は昨年3月13日に改称されたもの。それ以前は西武園駅だったので、
昨年3月以前発行の各種地図やリーフレットなどは「西武園駅」と表示されている。

 西武園ゆうえんちの南側沿いの道を東へ、間もなくゆうえんちの大観覧車前を通過する。
     

 南側の多摩湖町三丁目の住宅街に入り東へ、多摩湖町四丁目の東端辺りにあった「下宅
部遺跡(しもやけべいせき)はっけんのもり」へ。

 
     下宅部遺跡のことを記した、東京都教育庁作成のポストカードから。
        

 現在は緑豊富な公園になっているが、この下には遺跡の一部が埋没保存されていると
いう。


 南東側ではハギが咲き出していた。


 はっけんのもりの南側を流れる北川沿いに東に300mほどで、「八国山(はちこくや
ま)たんけんの里」と呼ぶ緑地と建物がある。

 ここは以前、市内にあったかやぶき民家が移設公開されていたのだが、火災で焼失後何
年か閉鎖されていた。

 現在は、北側を走る狭山丘陵の一角、八国山の動植物などを題材とした体験学習や、下
宅部遺跡の貴重な出土品を間近に見学できるところのよう。いつの間にか新しい建物がで
きて公開されていたので入ってみた。

 表門を入った左手には棟門がある。市内久米川町にあった民家の棟門を移設したらしい。


 南西側の主要棟には、フリーギャラリー、体験学習スペース、展示スペース、収蔵展示
スペースなどがある。

 受付で聞くと、ネットで紹介するための写真撮影は申し込みが必要とのことなので止め
て、今日は見学のみに止めることにした。

 収蔵展示スペースに回ったら、学芸員らしい方から先ほどの下宅部遺跡で発掘され貴重
な収蔵品についての説明をしていただき、縄文時代の漆工技術に関する多数の発掘品のこ
となどを知ることができた。

      それらのことを記した、東京都教育庁作成のポストカードから。
                

 北側にある土蔵には、以前ここにあり焼失したかやぶき民家の焼失木材を保管している
ようだ。
     

 20分余り観覧して「八国山たいけんの里」を出た。東側は北山小で、道路沿いにたく
さん白いアジサイが咲いているが、金網が張ってあるのでうまく撮れない。


 北西側の畑では、大きな栗の木がたくさんの花を見せていた。



 北山小の南側、小さな流れ沿いに東進する。流れ沿いにもアジサイなどいろいろな花が。
     

      

             

 
 間もなく北山公園が見えてきた。


 北山公園の南西側入口から、橋を渡ったところで消毒して12時08分頃、公園に入る。


 北山公園は、北側に広がる八国山を背景に東西に長い自然豊かな公園。

 新東京百景に選ばれている菖蒲園では、毎年6月上旬~中旬、ここにしかない固有品種
の「北山乙女」など、約600種、8,000株、10万本という花菖蒲が開花する。



 今日の開花状況は7部咲きくらいだろうか。菖蒲田の間を縫う園路を順次東に向かって
巡ることにする。


     





 

    
 
 菖蒲田の中心部には東屋(あずまや)が。


     

 

 菖蒲田に接して水田もあり、植えて間もない早苗が伸び始めていた。




 

 北側、八国山との間を西武 西武園線の電車がときどき通過する。




       
 
 菖蒲田を泳ぎ回るカルガモ


     

           

 北側には「三春(みはる)の桜」がある。しだれ桜の一種で10年以上前に市民から寄
贈されたという。


 東南側には大きな休憩舎が。




    

        








 三春の桜の西側、線路沿いにはかなりのアジサイもあるが、まだ咲き始め。


















      休憩舎の横に、日テレ〈4ch〉の取材車が来ていた。
     






 
 休憩舎からも眺めてみる。











 東側にある池のスイレンは、まだ少ししか咲いてない。

 
 
 東側まで回ってきたので巡ってきた方をふり返り、そろそろ退出することにした。



 南東側にあるメインの入口に向かい、この時期だけの露店の間を進む。


 南東側入口近くにある本部テントに立ち寄り、花の管理費づくりに協力するための絵は
がき(2枚入り100円)を1組だけ求める。


 
 その横のゲートに下がる風鈴を眺め、12時56分頃北山公園を後にした。〈続く〉

 



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