2013年1月19~20日
下手な日曜大工も長く趣味になると、だんだんと道具は増えていくモノ
イナバの物置もいつしか大工道具で占領するほどになった。
そしてそれは、妻との絶え間ない喧嘩の火種にもなっていた
それを解決すべく、(妻も喜ぶだろうと)昨年末に図面を作って構想を練っていた
大きさは、合板90×180cmがすっぽり入る面積と決めていた
材はたいがい1間の180cm規格が多いからだ
棚は、道具箱の占有面積から3段は必要
それに、ビーチパラソル等の長モノを立てられる部分も必要
そんな条件から平面図となったのが、下の図面
19日早朝7時過ぎには、ハンズマンに居た(笑)~
さすがに客は少なく、広い駐車場にはまだ数台しか車が停まっていない(笑)
図面から導き出した材料をてきぱきと集めて精算~約2万円で済んだ
レシートをサービスカウンターに持っていき、貸し出し軽トラックを借りた。
積み込んで自宅へ運搬。家まで往復は仕方ない時間のロス
さて、一番に取りかかったのは、なんでか電気ドリルのストッパーづくり
材と材の連結は、軸組みが強いかもしれないが、ほぞ穴の雄雌づくりは時間がかかって仕方ないので、ダボ連結(円柱軸を突っ込み連結)にすると決めていた
ところが、手持ちの電気ドリルにはストッパーが付いていない
ストッパーがないと、ドリルはどこまでも深く入っていくし、ダボの長さは70mmなので、埋もれてしまっては雄雌の役割をしなくなる
どうしても、均等に35mmの深さの穴に止めなければならない
そこで、こんな金具を組み合わせて、深さを調整出来るように工夫した
T字型の長穴あきフレームとU字ボルトを利用して、ドラーバー本体に固定
T字型の長穴あきフレームに、ロングナットを半田付けで固定
これに、ロングボルトをねじ込んで~
ドリルを蝶ナットで固定して完成
目標の35mmにボルトの先端を伸ばし、これでストッパーとなるハズ
さて、いよいよ材の刻みに入る~
先ずは、開口部のレールづくりを最初にやっておく必要がある。
これは、襖の上になる部分。75mm角の柱に墨を打つ。
レールはプラスチック製の180cmを2本~12mm合板の襖を滑らす計画。
上の方は、12mmの溝を切る計画。墨打ちも綺麗に出来た
溝を切るのはトリマーの出番ガイドを装着し、完全に平行した12.5mm幅の溝を彫った
溝と溝の隙間はわずか3mm、深さは13mmとした。
次は、ダボ穴として2~4穴を開けての連結が相応しいと判断したものの、別々の材に全く同じ位置に雄雌の穴を開けるのは至難の業~そこで型紙を考えた
穴の位置を決めて、印を付ければ、同じ位置に穴が開けられるという公算~
お茶箱をバラした厚紙1枚に、2穴と4穴共用シートを作った
いよいよ、穴掘り
ガイドの印と、ドリルストッパーを頼りに直径10mm・深さ35mmの穴を開けた
ダボを突っ込んでみた~ところが、後になるほど深くなるのが判明した
原因はドリルが回転すると同時に、ストッパーのロングボルトが回転し後退し短くなり、穴は深くなっていってた
改善策として、前後にナットを追加し、固定ベースを締め付ける事にした
これで解決した
ついでに先端にも坊主ナットを取り付けた。
ドリルを手に持ち、穴を垂直に開けるのは、1本の対ならどうでもなるが、4本の対を合体させるのは本当に難しい~
そこで、この出番~垂直穿孔ドライバー
これで、2本~4本の雄棒と雌穴は、平行して連結出来るようになった
床部分のダボ準備が終わり、いよいよ連結を試みる~
ところが、入らない
1辺16穴に同時にダボを挿入するのは難しい~数ミリずれたら絶対に入らない~
こちらが入れば、あちらが抜ける繰り返しで、一人でやるのはまた難しい
入るハズを信じて、ともかく根気よくやって入れた
次は、立て柱の穴開け~同じ位置で90度の角度で柱を交えると、ダボの穴が衝突する事が判明~立柱は12mm内側に寄せる事にした。
床部分の枠が完成。
試しに合板を入れてみた~ぴったし
ここからは、柱を立てる作業だが、柱に縦に穴を開けるのは難しい~垂直穿孔ドライバーが使えないから、手に持って開けるしかない
出来るだけ水平に穴を開ける。
ストッパーとドリルの距離が柱以上に離れているので、同じ柱を並べて、受けにした
切れ端スケール棒で、深さ35mmを確認しながらの作業
柱を立てて、天井部分の枠を組み立てた。
天井枠の写真は撮影し忘れ~床枠と同じ作り方なんで、OK
土日で、ここまで出来た
次の休みへ続く~
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