最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されないものがあります。ご容赦ください。

私のコレクション 気になる版画家 *谷中安規

2014年07月05日 | コレクション




谷中安規の版画オリジナル作品は、高価でとても手が出ません。
ですから、手元に置けるものといえば、挿絵が入っている本ぐらいでしょう。

『胡桃割人形と鼠の王様』(ホフマン/作 石川道雄 内藤吐天/訳 昭和18年12月31日初版 5000部発行 青木書店刊)





その標題紙。




その目次。「装幀・口絵・さしゑ 谷中安規」とあります。
 



5枚の挿絵はモノクロですが、口絵はカラーです。




納品書が挟まっていたので、購入時期と購入価格がわかりました。
買ったのが平成5年ですから20年以上も前で、購入価は12,000円と、けっこういい値段でした。

現在の古書価を調べると、初版本ではヒットしませんでした。
2刷本を9,000円で販売しているところがあるので、まあ妥当な値段だったのかと……。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。