瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

トランペッター 1/72 BAC ライトニング

2012年04月22日 | 模型


トランペッター製の模型です。
Trumpeterは中国のメーカーで「小号手」という会社。
モデラーには、ラッパ屋さんで知られている
90年代に創業された模型会社。
初期の、この会社の製品の中には「海賊コピー品」もあったりして
過去には、日本国内では倦厭されていたのだが
近年になって、目を見張る傑作キットも多い。
私も、以前にラッパ社の「ワイバーン」を製作したのだが
余りのシャープな造形と組みやすさに目からウロコといった感じだった。



そこで、英国機シリーズとしてラインナップされた
BACライトニングF.1/F2を購入した。
組んでみれば、中々の好キットで
分割、モールドもストレス無く
ライトニングの決定版キットと言っても過言ではない。
というか、私の知っているライトニングといえば
エアフィックスやハセガワの旧キットしか無いので
参考程度にもならないが
少なくとも凸モールドよりもシャープな凹の方が良いに決まっている。



しかしながら、このライトニングは
実に「サンダーバード1号」に似ているよね。
ITCメカの製作者で、その始祖ともいえる
ジェリー・アンダーソン氏は元々英国空軍出身という話を
どこかで聞いた事があるが、
このライトニングに似せてサンダーバード1号をデザインされたのかもしれない。
しかも、このライトニングは空軍機として活躍したが
海軍機として「空母着艦用に、可変翼に改造する」案も検討されていたらしい
シーライトニングとでも呼ばれるであろう「マークⅡ」案は
残念ながらボツになったが・・・
もし、採用されていれば「サンダーバード1号」のような
空母から緊急発進する高速迎撃機として活躍していたのだと妄想してやまない。

しかし、色々な文献を読むと
この機体は視認性も悪く、問題も多かったようだが
やはり、独特のフォルムは「英国機(蛇の目)ファン」には
たまらない優雅さを出していると思う。

さて、仮組みしてみたが~どうしようかな?
以前から考えていた緊急発進用のZLTOでも作ってみようかな?

寒暖の差が激し過ぎて
体調管理がむずかしい季節です。
というか、昔はこんな春でも花冷えする陽気だったんだけど
温暖化が進んだ最近では、珍しいくらい寒い気がしますね。

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