さて、やっと競馬が始まりますね。
6日の京都9Rにインパルスシチーが鮫島騎手での出走と
なります。
更に、7日の中山9Rにコスモジエラが吉田豊騎手での出走。
8日の中山最終レースにペリーが二本柳騎手で出走します。
巧い具合に毎日1頭づつの出走となり、楽しみが続きますが、
コスモジエラは格上挑戦ですし、ペリーも実績の無い芝2000
ですから、出るだけかも知れません。
インパルスは2戦目だし、鮫島騎手は乗れていると思うので
楽しみですね。何とか正月のお年玉を期待したい。(^_^.)
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daisaku.stableさんのHPのクラップが更新されています。
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JBBA NEWS1月号に「軽種馬生産振興事業」の進捗状況と
いう記事があります。補助金がどの程度使われているか、
という実績発表ですが、これほど詳しい内情が公表される
のは初めてでしょう。
まず、一番大きなお金が動くと期待された「構造改革支援
事業」ですが、経営転換をせまる難しさがある為か生産者
には使いづらさがあり、2006年までの2年間でたったの4件
しか実施されていません。申請中が4件あるとのことですが、
この事業を行うにはある程度の自己資金が要求されるし、
数軒の共同という難点があります。実際に使われている例
は、現存している育成業者と生産者が組んで、一貫生産を
行うというような経営の方向転換が必要ない組み合わせと、
もう一件は現存の公社が使うものです。当初期待された共
同経営への転換は、やはり難しいでしょう。
次に「繁殖牝馬の導入資金」ですが、2006年度は82件
4億弱の実績です。
特筆すべきは、日高管内59頭のうち三石が13頭と、静内
や門別、新冠の8頭よりも多いことです。でも、内情は三石
は安い国内導入が多いので、他と比べて金額はかなり低い
でしょう。
それでも、血統更新に対する意欲は強いということです。
もうひとつ注目されていた「「需給安定緊急対策」すなわち
廃業奨励金ですが、計画を出したのは11名22頭でしたが、
交付されているのは2名3頭に終わっています。
逆に、経営強化資金(利子補給)の方は管内で98件17億
円の貸付が実施されています。
また、その他にも「経営高度化指導研修事業」「海外流通
促進事業」が行われています。