昨夜の東儀秀樹氏のコンサートは、なかなか良かったですよ。浦河の大ホールがほとんど満席という盛況ぶりでした。やはり一番多いのは40代から70代までの女性ですね。
トーク&ライブというだけあって、なかなかのトークでした。楽器の説明だけでも色々話せますよね。そんな中でも、小学校での英語教育に触れ、そんな時間があるなら日本の音楽について教えて欲しいとのご希望でした。真の国際人とは、通訳なしで話せることではなくて、自国の文化についての造詣があり、きちんと説明できる事が大事だと思うと仰っていました。まずは雅楽や日本の楽器について、教師が知識を蓄える事が先決ですね。
演奏の方では、篳篥(ひちりき)という楽器で奏でられた「ハナミズキ」が印象的でした。もう少し古典が多いのかと思っていたが、ほとんど現代音楽でしたよ。
それにしても、笙(しょう)という楽器は小さいのに凄い音がでます。教会のパイプオルガンの基になった楽器だそうです。
こんな田舎町へ来るのは珍しいことだ・・・みたいな言い方には少しガッカリ。
企画してくれた実行委員会の方がたには深く感謝申し上げます。ご苦労様でした。
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今日は風が強く時折雨が混じる一日でした。