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もうすっかり慣れた感じのシャルとアンジェロです。
今日は暑いくらいだったけど、夜には雨になりそうだ。
こちらもすっかりリラックスしている母親達、ウエストエスケープとチューベローズですよ。
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昨日リンクした討論会で、妙に気になったのが、「そんなに公共性があるなら国営でやれよ」という意見。昔は御料牧場があって、牛や馬が飼われていましたが、水田も国営で、公務員として農業をやるというのもありかな?と思いました。本当に自給しようとするなら・・・。
だから、徹底した規制緩和が必要。まずは、農地法を撤廃しなきゃ。今の仕組みが決定的に弱いのは、新規参入が制限されているために、奇抜な新しい人が入ってこない。結果的に農業者は過去の成功者が認めた人に限られてしまう、ということ。そんなの、最低の業界だよ。
水木:海外からもウェルカム。入れたらいい。それに対応して生き残り方があるからね。頑張らなかったら死ぬだけだ。食でない普通の業態は、切磋琢磨して生き残ってるんだから。食だから特別なんて意識はいらないよ。食は特別、守らないと、ということで規制をかけて保護して、その結果、甘やかされてイノベーションの機会を失って、衰退しているんだよ、日本の農業は。雑草を伸ばす仕組みがないとね。
農業に参入しようとしても、現状では農地のしばりがあって農業委員会に決められてしまうよね。参入なんて、だれかに決められる必要はないんだ。自由でないと。もう、後継者も消失している、という状況なんだから、早く手を打ってやりたい人ができる産業にしないと、手遅れになってしまうよ。
国の農業保護政策が、生産者をバカにする
久松:今ねえ、農水省は「青年就農給付金」というのをやってるの。農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間、年間150万円をもらえる。だから、なにも計画ないのに、150万円はとりあえずもらう、という人がいっぱい来るんだよ。
水木:5年でマックス750万円。給付金を除いた前年の所得が250万円を超えたら打ち切りになる。稼げないバカだけがもらえる。すごくすてきな制度でしょ。
安井:うらやましいなあ。
松永:久松さんみたいに、なんの公的助成も受けずに新規就農した人から見たら、あまちゃんだ。
久松:150万円の融資が受けられなくて起業できない人なんて、世間にいっぱいいる。どうして、農業だけはそんなに簡単にお金をもらえるの、というと、農業は公共性があって、ミッション性があるものだから、という。それだったら、国営でやれよ、と思うよ。