今日は久しぶりに午前中から雨が降り続いています。気温が15度までしか上がらないので、冷え冷えした感じですよ。
今日もTVはノーベル賞受賞者のエピソードで盛り上がっていますね。みなさんとても個性的ですから、見ていて飽きません。(^_^;)
世界同時株安の進行で、不気味な気配が漂っている中、国会では相変わらず政局論争ですか。対外的にも、解散などといっている場合では無いと思っているのは国民の方でしょう。
権力争いをしている場合ではない。
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先日行われた仏国の凱旋門賞の観戦記をガトーさんがアップしてくれています。
この中で、特に興味深かったのは、
パドックで大声をあげている初老の男性を見つけた。どうやら誰かへ声援を送っている様子だ。注意されるかなと見ていると、逆に関係者からシャンパンを受け取り、歌いながら乾杯。馬が出てくると男性は声を潜めた。阿吽の呼吸である。パドックや通路は、手を伸ばせば馬に届くほどファンとの距離が近い。騎手は気軽にサインに応じているし、声がかかれば答えることもある。考えてみれば、騎手もファンも同じ人間。互いに敬意を払う間柄なら自然なことだ。競馬場の外、ちょっとした買い物だって、店員と客は挨拶を交わして、別れるときはメルシーと言い合う。客だから神様ではない。店も売ってやるのではない。競馬場だって同じ。人間性を疑うような野次もなければ、ファンにうるさいと怒鳴るジッキーもいない。社交場とは、服装の話ばかりではない。ファンも関係者も、大人の振る舞いで競馬を楽しむということではないか。
というまとめの部分です。今思えば、日本でも昔の地方競馬などでは、パドックでも和やかな雰囲気があったと思う。今の日本の競馬ファンはネットで馬券を買う人の方が多いくらいだから、競馬に対する愛着というか、親しみ深さが違ってきているのかなァ、なんて思いました。まァ、フランス人は陽気ですからね。