斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

北海道町村議会議員研修会

2011-07-06 23:18:24 | 議会だより
一か月近くもご無沙汰してしまう。いざブログを書こうとするとIDとパスワードを新にまた
書き入れなければならず、その間違いを重ねブログを開くこともできずまた日が経ってしまう。
インターネットという大変便利なものがある一方でそれを使いこなせないとこれほど大変で
厄介なものはない。すっかり自信をなくしてします。
ともかく書き続けて発信していかねばと自分に誓う。

7月5日~6日一泊二日で北海道町村議会議員研修会が開催される。
毎年恒例の研修会のようである。
全道から1650名の町村議員が札幌のコンベンションセンターに集まり、午後1時から4時半過ぎまで
2つの講演を聞く。
前半は東京大学先端科学技術研究センター教授の御厨貴氏の「今後の政党政治の行方」と題する
講演である。初めにこの演題について「・・・・行方」とあるが、「・・・・行方不明」とした方が
良いのではないかとの話に納得する。
今日の政府の玄海原発に関する迷走ぶりはまさに昨日の講演の演題を物語っている。
しかし現時点で原発再開がストレステストを経なければならなくなり、ともかく延期されたことだけは
確実で少しほっとしている。
何故こんなに危険な原発を、直ちに止めないのか理解できない。3.11の事故から4か月になろうとしているのに
いまだに事故の収束もできず、被災者救助もできずにいるというのに政府は原発再開に迷走している。

御厨氏の講演は二大政党政治の危機として、自民党と民主党の違いを様々な角度と事例から取り上げ、
これからは民主党と自民党二大政党の時代ではない、新しい世代が政治へ乗り込んで行く、ボランティア
とか市民団体の活動家が政治を動かしていく時代。日本の政治、何とかしなければならないと思う。
後半の部は経済評論家内橋克人氏の「今後の日本経済展望」についての講演。
これについては一言コメントしたいが後日に回したい。