斉藤うめ子ブログ

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自民党道連「TPPについての情勢報告・懇談会」参加

2013-04-16 00:26:21 | 農業
自由民主党北海道支部連合会主催「TPPについての情勢報告会」が
15日(月)札幌グランドホテルで開催されました。
北海道選出の自民党衆議院議員・参議院議員10名他北海道議会
自民党議員の方々が並び、西川公也衆議院議員党TPP対策委員長
より「TPPについての情勢報告」がありました。

TPPの交渉に参加する政府の方針に農業が基幹産業である北海道は
当初から参加反対を明言しており、安価な農産物が大量に輸入
されると農林水産業に壊滅的な打撃を与えることになります。
昨年12月の選挙で「TPPはやらない」と公約して当選した自民党の
議員さんたちに対して会場からは8名の方々から大反対の厳しい
質疑がありました。

「TPPはアメリカのアメリカによる、アメリカのための交渉である」
「みごとに裏切られた」
「北海道の先生方は国会で反対できるか」
「TPPの方向では参議院選は×、“いかり”は収まらない」
「がっかりだ、腹立たしい、地元の認識を忘れないで欲しい」
「裏切り、ウソつき、信用できない、腹が立ち、怒っている」
「はっきり“TPPから脱退する”と言って欲しい」
「(今度の)選挙は応援しない、危ないですよ」
「自民党への失望、(TPP阻止を)出来なかったらどうするのか」
「自民党に入れるんじゃなかったと後悔している人がたくさんいる」

これに対し主催者側からも質疑以上にたくさんの答弁があり、
「思いは同じ、気持ちはみなさんと同じである」
「首相の専決(専権)事項でも批准するのは国会である」
「大統領の専決も否定出来る」
「“脱退”も辞さない、攻めの農林水産業・世代の育成をめざす」
としています。

このTPP情勢報告会は4月6日から15日まで全道各地の会場で開かれ、
同じような意見が出され、真剣に考えてきたとのことでした。
この日は農業・酪農業関係者や後志管内の町村長・議長・議員など
200人ほどが参加しました。