斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

12月議会定例会一般質問

2013-12-29 21:51:40 | 議会・議員
ブログを1か月以上ご無沙汰してしまいました。
12月議会定例会は19日が最終日で一般質問が行われました。
遅くなりましたが、私の一般質問をお知らせいたします。

12月議会定例会一般質問 12月19日
~多様な人材の発掘と活用のために~
①審議会等の委員の無作為抽出方式の採用について
町長が掲げる「町民参加のまちづくり」の実現には、町民の意見をできるだけ公平・公正に町政に
反映させる機会として各種審議会があり、一部公募制を採用しておりますが、その委員の人選の
偏りや参加者の固定化、年齢層の偏り、充て職、運営方法によりその役割を十分果たしていないと
思われる例も見受けられます。
しかしながらニセコ町には幸い全国からまた海外からも移住してくる多種多様で豊富な人材に
恵まれており、こうした人材を積極的にまちづくりに参加してもらい活用することでよりまちが
活性化されるのではないかと考えております。
そこで以下の点について町長の見解を伺います。
1.ニセコ町の審議会・委員会は現在いくつあるのか
2.公募委員を採用している審議会・委員会の全体の割合
3.各委員会の名称と構成員について:男女・世代・公募・充て職の割合
4.審議会・委員会の有償と無償の基準について
5.審議会等の公募委員の採用に「無作為抽出方式」を採用することについて

②教育委員会の公開状況について
「教育委員会とはどんな組織なのか、よくわからない」という声があります。
一般町民にとって教育委員会とは一体どのような組織で運営、活動を行っているのか
その実態は見えにくいという問題があります。
教育委員会は行政の首長から独立した教育行政組織であり、「教育」の根幹を担い、
教育の方針を決める中枢機関でもあり、今後ますます教育委員会の果たす役割は
重要性を増してくると考えております。
こうした中にあって、「教育委員会とは」の疑問に対し、教育委員会は自ら積極的に
町民に対し情報提供を行い、説明責任を果たし、地域住民の理解と協力を得ることが
今後ますます求められてくることが考えられます。
そこで次の件について教育委員長と教育長に伺います。
1教育委員の選任について
2.委員会の組織・運営・活動の状況について
3.地域の教育に民意を反映する仕組みと取組について
4.児童・生徒・保護者との意見交換の実施について
5.会議と会議録の公開:ホームページの開設

③全国学力テストの結果について
去る11月5日に道教委が2013年度の全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の結果を
発表しました。後志管内は小中学校の全8科目で全国・全道平均を下回る結果になりました。
この結果をどのように受け止め、今後どのような対策を検討されるお考えか教育長と町長に
伺います。

④学校給食食材の地元産食材の使用について
今年7月所管事務調査で給食センターの給食を試食する機会があり、光栄に思っております。
これからもこうした機会をたびたび設けていただきたいものと願っております。
さて、この給食センターが発行する<給食だより>の中に<7月に使用した主な野菜の産地>
が記載されておりました。
計24品目中地元ニセコ産は<じゃがいも>のみ、ようてい産(地元産?)はほうれん草>一つでした。
ニセコ町は農業(酪農)を基幹産業とするまちです。
せめて夏場の期間だけでも子どもたちに地元産の食材を提供できないものでしょうか。
教育長に伺います。

⑤集団フッ化物洗口による事故について
今年9月中旬から実施された集団フッ化物洗口ですが、先月誤って通常の濃度の3倍にあたる
希釈洗口液が届けられ、2日間に渡りそのまま洗口したという事件が発生したと聞いております。
その事故について教育長に伺います。
1.集団フッ化物洗口実施の経緯について
2.事故発生の経緯について
3.集団フッ化物洗口を行った幼児の人数と健康状態
4.今後の事故再発防止策について

⑥デマンドバスの運行状況について 
昨年10月1日よりデマンドバスが本格的に運行されてから1年と2か月半余りが経過しました。
デマンドバスは町民を運ぶ足として、日常生活に必要不可欠な公共交通機関であり、
特に高齢化・長寿化に伴い今後ますます利用者が増加する可能性があるものと考えられます。
そこで今後の利用増加と運行状況について町長に伺います。
1.冬期間の利用者増加への対応・対策
2.冬期間の増車の検討
3.京極ハイヤーニセコ営業所との連携
4.オペレイターの対応
5.運行管理体制について: 車載器の通信エラー発生問題
6.乗車料金の問題  
  シャトルバス1回乗車100円 →デマンドバス1回乗車200円

2011年6月以来11回目の一般質問になりました。
質問に対する答弁の再質問、再々質問に関して反省すること頻りですが、
一般質問は、町民のみなさんの意見・思いを議会という公の場で反映す貴重な(重要な)
機会であり、議員の責務ですから、反省と試行錯誤を繰り返しながら一般質問は続けて
いきたいと考えています。
一般質問 2011年7件
     2012年23件
     2013年20件
合計 50件質問しました。
数が多ければ良いというものでは決してありません、内容が重要なことはよくわかっています。
しかし何度も繰り返し質問し、内容を深めていくことが必要ではないかと考えます。

あせらず、あわてず、あきらめず、一歩づつ前進していきたいと思います。