斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

竹信三恵子さんとの出会い

2017-01-05 23:41:43 | 社会
5日の道新朝刊14ページに竹信三恵子さんへのインタビューが載っていた。
2010年の終わりごろだったと思うが、札幌で竹信三恵子さんの講演を聞く
機会があった。「ワークライフバランス」についてのお話だったと思う。
竹信三恵子さんのお名前はもうかなり知られていたが本人の講演を直に聞く
機会は初めてだった。講演が終わってから竹信さんと個人的にお話をする
機会があった。その時「あなたは議員に向いているかも・・・」と言われた
のを覚えている。私が翌年の2011年4月の選挙に立候補するきっかけにも
なったように思う。

竹信さんのお話の中から特に関心を引いた記事を一部拾ってみます。
〇女性たちは、今のままでは子どもを育てながら仕事を続けるのは
難しいと悲鳴を上げています。子どもがいるのに、男性と同じだけ
働くことを求められては勝負にならない。まず男性の働き方を変える
必要があります。
〇男性も子どもがいる女性なみの働き方をし、家庭での時間を大切にする
社会にするべきです。
〇おじさんが選んだ、おじさん好みの女性がキャリアアップしていく
仕組みになっています。おじさんが選んだ人たちだからおじさんたちの
ためにしか働かないですよね。働き方を見直して、会社で意思決定できる
地位の女性を増やす必要があります。
〇女性の想いを代弁してくれる女性議員の一定数を女性に割り当てる
クオータ制度の導入は必要でしょう。3,4割が女性議員になれば、政策に
女性の考えが反映させられるようになるのではないでしょうか。
〇―女性活躍の障壁は何か― について:仲間がいないことです。
・・・女性のネットワークは重要です。1人だと誰かと意見がぶつかると、
精神的にめげてしまい、がんばれなくなる。でも仲間がいると違います。
・・・女性のネットワークをつくり、声を上げる時は応援してもらう。
・・・ネットワークがあれば、政治に女性が働きやすい社会の仕組みを
つくるよう圧力をかけることも可能です。待っていても社会は変わらない。
ガラスの天井を打ち破るためには、女性たち自身が動くことも大切です。

議員の中に一人でも多く今日のこの記事に目を向けるような議員が
いたとしたら、町もずいぶん変わってくると思う。