斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ハラスメントについて考えよう!

2018-11-11 23:31:42 | 憲法
北海道立女性プラザが主催する「女性プラザ祭」に11月8日(木)と9日(金)
参加しました。この女性プラザ祭で最も関心があったのは「ハラスメント」に
ついてです。
「ハラスメント」(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』
を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の
意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を
与えたり、脅威を与えること
を指します。


これは憲法第三章―国民の権利及び義務―の第11条
【国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に
保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び
将来の国民に与えられる。】
に相当します。

これまでハラスメントについてそれなりの知識はあると思っていましたが、
このお話を聞いて、まだまだ分かっていなかったことに気付き、かなりドキ
ドキして興奮させられました。私がこれまでに議会とその関係者から受けて
きたハラスメントに対して今まで何をしていたんだろう。ただただ我慢して
きたこと、これからは声を挙げて真剣に立ち向かい対処して行かなければ
ならないことに改めて気付かされました
「ハラスメント」は憲法に反する違法行為であり、犯罪行為です。


コーディネーターは北海道立プラザ館長 笹谷春美さんです。
館長の笹谷先生には昨年10月にニセコ町で「未来のニセコを拓く会」と
「公益財団法人北海道女性協会」の主催で「高齢社会と介護の社会化を考える」
と題して講演をしていただきました。


「ハラスメントについて考えよう」
1部は「相談事例から見たハラスメントの実態と課題」と題して女性活躍
支援センター支援員の名古屋紋子さん、
2部は「ハラスメントとコミュニケーション」と題してVomy-C/ 代表のササキ 
ミサトさんがお話をされました。

午後から弁護士の須田布美子さんの「ハラスメントのない社会をめざして」
というテーマで講演をお聞きしました。以下は講演の内容から:
「セクシャルハラスメントという言葉が使われるようになって30年が経ち
ましたが、未だにセクハラはなくならず、声を上げた被害者が反対に
バッシングに遭うような実態が報道されています。ハラスメントはパワハラ、
マタハラ、SOGIハラなどの多様なものが認識され、撲滅が謳われているにも
関わらず、社会からなくなる気配がありません。その現状と改善策について」
伺いました。



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