斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町国際交流推進協議会のあり方について

2012-05-14 22:22:04 | 地域活動
この協議会は昨年10月に設立し、会員になりましたが、総会にも交流会にも
参加する機会がなく今回初めて総会と交流会に参加しました。

出席者は15名、その内町職員は9名、一般町民は6名でした。
会員名簿を見ると2名が退会し現在町民と町職員が12名づつ半々で24名になっています。

規約によるとこの会の目的は
「協議会は町民の国際交流活動を推進し、諸外国との相互理解や友好親善を深め
 ることにより、町民生活及び国際理解の向上に寄与することを目的とする。」
とあります。
この会の事業は五項目あり、その内の第1項目に
(1)町民と外国人との国際交流事業に関すること
とあります。以下2項目から最後の5項目は
(2)国が行う自治体職員協力交流事業における協力交流研修員への生活等支援
(3)国が行う外国青年招致事業における国際交流員などへの生活支援
(4)町の行う国際交流事業の支援にかんすること
(5)その他前条の目的を達成するために必要な事業
となっています。

この会の設立目的は初にあるように、「町民の国際交流を推進し、・・・
相互理解や友好親善を深め・・・町民生活及び国際理解の向上に寄与・・・」
するためにまず町民の国際交流の機会を増やすことから始めることではないでしょうか。
町民からの外国人会員は1名だけです。

ニセコ町の3月末現在の外国人登録者は117名で昨年度までのニセコ町の総合計画
基本理念は「小さな世界都市ニセコ」でした。町民約4,700人の小さな町で在住する
外国人と町民とがもっと交流する機会があっても良いと思ってきました。

役員ですが、任期は2年で4名の内 会長は北澤副町長、副会長は葛西奈津子さん
監事は湯浅渚さんと斉藤海三郎になりました。これは前副会長と監事が1年で退任
したため、後任の役員が選出されました。役員の内2名は町職員です。

この会の本来の目的は何か?規約と人事と事務局に問題があると思います。

これは町行政直属の機関であり、町民から会員を集めるのは難しいと思います。
本末転倒の感がします。ニセコ町の手法に問題がないでしょうか。
ニセコ町にはこうした形式の会や団体が少なからずあります。そのため本来の地域力、
町民の力を引き出せない要因となっているのではないかと思います。
町は町民の活動とやる気を背後から応援して育てることが大切ではないかと思います。

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